2024.1.31
花粉症がそろそろ始まっている人がいらっしゃるようですね。
アレルギーなどの免疫反応は若いころの方が強く
加齢とともに弱くなるので
「アレルギーは加齢とともに減る」と一般的には言われています。
ただ、実際には、30代、40代から急にアレルギーが出たという方もよく相談に来られます。
漢方的に見ると、気血水の消耗によっても起こるため
中年期、高齢での発病も十分に考えられます。
漢方キッチンに薬膳講座に参加してくださった方の不調の改善の中で
多いもののひとつが「花粉症・アレルギー」
実際に、食事を変えていく中で、体の気血水の状態が改善されていきます。
「花粉の飛散量は多いのに、今年は花粉症が軽かった」
「自分では気づかなかったけど、友人に鼻をかまなくなったね。といわれた。」
「いつの間にか気にならなくなってた」
少しづつ変わっていったお声をよくいただきます。
薬膳では、気血水の消耗と
脾(大腸などの消化システム)・肺(免疫力に関わるシステム)などの
臓器の失調でアレルギーが起こりやすくなります。
これらを整える食養生を心がけることは
花粉症の改善には大切です。
今日の我が家のご飯は「大腸を整える食事」
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維がバランスよく摂れる晩御飯。
まだ、あまり水仕事ができないので、
娘に手伝ってもらって、簡単に作れる和風の大根ごぼうカレー。
でも、これ煮込まなくてもいいし
カレーうどんにしても、めちゃおいしい。
良かったら作ってみてください。
◆大根とごぼうの和風カレー
◆キャベツのしらす和え
◆白菜とワカメのたいたん
◆キムチアボカド納豆
簡単な作り方はこちら⇒
1)フライパンにかつお粉を入れて軽く炒って取り出す。
2)ごま油を加えて、豚肉のうす切り、斜めに薄切りにした葱、いちょう切りの大根、ささがきごぼう(生協の冷凍ごぼうを使用)を軽く炒める。
3)片栗粉を振り入れてまんべんなく炒め、水を加えて混ぜながら煮る。
4)大根が軟らかくなったら、かつお粉、酒、醤油、みりんで味を整える。
5)薬味に葱かみょうがを載せる。