血管年齢を巻き戻す

2024.5.8

家から歩いて5分ほどのところに台湾人のドクターがクリニックをやっていらっしゃいます。

とても気さくな先生で、ときどき伺って血液検査やちょっとした漢方を出していただいたりします。

そして、1年に1回「CAVI(キャビィ)検査もやっておこうね。」と検査の提案があります。

「血圧脈波検査」とも呼ばれるもので、両腕、両足首にカフを巻き、胸元に心音マイクをつけた状態で、血圧と脈波を測定します。

「動脈の硬さ」の指標となるCAVI値と「動脈のつまり具合」の指標となるABI値を測ります。

3年間前から計測していますが、動脈の固さはだいたい良好で、「血管年齢」は30歳ぐらい。

これはあまり変わりません。

そして、おもしろいのは「動脈のつまり具合」の指標となるABI値

3年前より少しづつ数値が改善しているのです。

台湾人の先生なので、養生には詳しくて「薬膳と漢方のおかげ?」と

ニコニコしながら聞いてこられます。

実際、3年前ぐらいから、運動の頻度を増やして、加齢ケアの薬膳を取り入れるようにしているのですが、小さな養生が数値の変化になって現れるのはおもしろいです。

(阪口の家のある日のごはん)

「動脈が固くなる」「血管が詰まりやすくなる」

これは加齢によって起こることで、中医学的には「オ血(血の滞りと凝集)」や「痰飲(水の代謝不良がヘドロ化した状態)」と考えていきます。

そのため、年齢が高くなるほど、この2つのケアは必要になってきます。

それ以外にも、季節によって症状が起きやすい症状があったり(春は断然、めまいと頭痛が増えます)、体質によって出やすい症状があったり。

体を整えることって、いろんな要素があって、むずかしいと感じるかもしれません。

でも、「『今の自分の現在位置』を知り、それに対して、セルフケアができる。」

それが、薬膳をはじめとする中医学のすばらしいところです。

そして、「中医学的な養生」を取り入れることで、「西洋医学の検査数値が改善する」ということは、よくある事。

私自身は、いつもメルマガで書いているとおり、あまり体が丈夫ではありません。

薬膳を仕事にしていなかったら、

きっともっと大きな病気や不調を抱えていただろうな~と実感します。

◆肌の質感が乾燥しやすくなった

◆何となく気持ちが凹みやすい

◆髪が細くなったような

小さな変化ですが、あなたの現在位置を教えてくれている「体からのメッセージ」です。

その読み解き方を学べば、あなたのこれからの人生を守ってくれる盾となってくれます。

ぜひ、私と一緒に、元気ときれいをキープして行きませんか?

申し込み締切は明日5月9日まで

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申込締め切り:5月9日(木)