見える世界と見えない世界と

2024.12.30

みなさん、こんにちは

阪口です。
娘のお友達のお弁当を週2で作る生活も、あと2か月。

男の子のお弁当もだいぶ慣れた上、娘とは違うリアクションがおもしろくて、気楽に続けられています。

「ママン、かつ丼おいしかったです!これで受験にも勝てます」

「量がたくさん入っていたので、夜までお腹が空かずに集中できました。」

「箸が入ってませんでしたが、食べてみせます。気持ちが大事です。」

「さばの味噌煮食べたい食べたいと思ってたら、今日入ってました。」

男の子の弁当は、「とりあえず肉をたくさん入れる」が必勝方法みたいですね~。

先日、クリスマスプレゼントに、彼からハンドクリームをもらいました。

とても可愛らしいパッケージの、プルメリアの芳しい香り。

「僕の好きな匂いのクリームです。」というメッセージに心が温かくなりました。

私も大学の頃、よく食事を食べさせてもらったことを思い出します。

学生寮のレストランでアルバイトをしていたとき

そのオーナー夫妻が、土曜の夜のアルバイトがはねると、毎週のようにご飯をごちそうしてくれました。

「すみ、今日は中華に連れて行くから、まかない飯を食べるなよ。」と言われ

いつもそれが楽しみでレストランが終わるまでお腹を空くのも我慢。

いろいろなお店にご一緒させてもらったのでした。

「私が成長したら、自分ができる範囲で学生さんにご飯をごちそうしよう。」と思っていました。

娘とお弁当の話題になったとき

「〇〇さんへのお礼のつもりで、お弁当作ってるんだよ。」と言ったところ

娘が「彼の名前〇〇だよ。」

とのこと。

同じ「姓」でした。

あ~、確かおじさんの出身はその子と同じ地方だった!

そして、おじさんは、すでに数年前に他界されています。

私が自分で決めたことのように思ったけれど、

実はおじさんがあちらの世界から送ってきた「氣」に動かされていたのかもしれません。

見える世界と見えない世界は地続きでつながっている。

中医学を生き方の中心に据えていると、そんなことをはっきりと感じることがあります。

「おじさん、任せといて!あの時の私みたいにお腹いっぱいにさせるからね~」

みなさんは、ご縁の巡り合わせ、感じることありますか?