2011.3.16
3月14日福島「2号機の海水注入ポンプ、職員パトロール中に燃料切れで停止 」
ニュースに接した時、現場の過酷さを垣間見た気がしました。
福島第1原発2号機に海水を注入していたポンプは、職員がパトロールに出掛け、目を離したすきに、燃料が切れて停止したと明らかにしたと報じています。
福島原発では、このような人災が発生するほどに、現場は人員が少なく、追い詰められているということなのだと胸が痛くなりました。
放射能漏れを起こしている、原子力発電所で、被爆を覚悟で仕事を志願する人がどのくらいいるのでしょうか。
しかも、やって当然、評価をされない。ミスが許されない。命も掛けているにも関わらず。
私ならできないと思う。
夫がその立場なら、行かないでくれと言ってしまうだろう。
今回の震災の中で、自分の命の危険を冒しながら、他の方の命を救うと仕事にあたっている方をたくさん拝見しました。
自衛隊、消防士、警察官、救助隊、ボランティアの方たち。
本当に頭が下がります。心からの感謝と敬意を感じております。
そして、それと同じくらい、福島原発の現場で作業に当っている作業員の方たちに、敬意を捧げたいと思います。
多くの方たちの命を救う尊い仕事。
がんばってください。
そして、祈っています。「現場に神が宿る」ことを!
写真提供 http://photosozai-database.com/