2010.6.5
薬膳旅行の後半。山菜はお持ち帰り、みんなで村の方に作っていただいた、フキ味噌いりのおやきをいただきながら山道を小さなバスで移動。
こちらは上野村の体験館、こちらでソバ打ちや、木の枝を作ったアクセサリー作りなど、さまざまな体験ができます。
私たちはこちらで、摘み立ての蓬でヨモギ餅づくりをさせていただきました。もちろん、杵と臼で！
私もへっぴり腰ながら体験いたしました。
中にあんをつつんで、手早く丸めます。あつあつのお餅はやけどしそう。包んで余ったお餅を、村の女性の方が「これが一番おいしいのよ～。」とお口に放り込んでくれます。
ほんと、つまみぐいって、なんでこんなに美味しいんでしょう？
つきたての大きなヨモギ餅とイノブタの豚汁。このイノブタ食べてみると、まるでイベリコ豚！脂がとろけるようでくどくなく、それでいて、野性的な味がします。
普通の豚肉に比べて脂の融点が低く、胃もたれしにくそうです。
イノブタは、いのししのお父さんと豚のお母さんで掛け合わせるそうなのですが、それが大変だとか・・・。
いのししのお父さんは、自由を愛するので、逃げ回って柵を飛び越えてしまうこともあるそう。
自然の獣はデリケートなのですね～。
さて、その後は、天空回廊というつり橋へ行くチームと露天風呂チームに分かれました。
私は露天風呂へ。
ここはヴィラせせらぎという、国民宿舎なんですが、ちょっとスペイン風の建物でとっても素敵なんです。
露天風呂からは、神流川の清流が眺められます。
湯上りはふきぬけのあるスペースで一休み。
冬にはマントルピースに火が入るようです。こちらもゆったりした空間で、リラックスできました。
下見のときに、お参りさせていただいた慰霊の丘。上野村は、かつて日航の飛行機が墜落する悲しい事故があった場所です。村から御巣鷹山へは、山道を数時間いかなければならないそうなので、こちらでおまいりをさせていただきました。
帰りは、バスの中でビンゴゲームや、私の作った薬膳デザートを召し上がっていただいたりしました。初めてお会いする方同士だったりしたのに、そんな風に見えない。
おしゃべりを楽しんだり、お土産を交換しあったり。本当にこだわりのない、素敵な人ばかりで、ありがたいなぁと。
みなさまに心から感謝しております！
また、上野村のみなさま、手作りの温かいおもてなし。感激です。ありがとうございました。
次回は、秋に訪れて、きのこと紅葉を堪能したいですね！