2013.4.9
武蔵小山にあるお洋服のおなおしスタジオの「アトリエいろは」さんは、ちょっとすごい。
娘の保育園が近くだったのがきっかけで訪れるようになった。
そもそも、私は針仕事が大の苦手。私ができないすそ上げやボタン付け(それもできないのか?!)
などをお願いしていたのだけど、知り合うにつれて、彼女はすごい技術の持ち主ということがわかってきました。
お若いころは、オートクチュールをやっていらっしゃたとのこと。
「私の洋服、オーダーしたら作ってくれる?」
と聞いても、
「もう、しなわいよ、あんな大変なもの」
と断られてしまうのですが、なぜか、7歳の娘には、とても甘い。
「おばちゃんに人形のお洋服を作ってもらいたい。」というので、頼んでみたら
「いいわよ。じゃあ、りんちゃん、自分でデザイン画を描いて、布を持って来たら、作ってあげる。」
大喜びで、自分なりに絵を描いておばちゃんのところへ。
二人で頭をくっつけて、
「ここにポケットつけようか」
「襟には、チェックのポイントを入れよう」
と相談し、布とデザイン画を預けて2週間。
電話がかかってきた。
「できたわよ。取においで。」
完成品はすばらしい仕上がり。
娘のつたない絵から型紙を起こし、オーダーメードのお洋服が完成していた。
「おばちゃん、ありがと~!」
大感激の娘。
「いいのよ。大事にしてね。4年生になったら針を持てるようになるから、そしたら習いにおいで。」とおばちゃん。
新しい洋服を着た抱き人形を胸に、
「りんちゃん、将来『お洋服縫う人』になる!」と決意。
それは素敵なアイデア。
そして、私の代わりにボタン付けをしてね。娘よ。
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