「スーパーフード」クコを使ったレシピ 

2015.11.24

最近、よく耳にする「スーパーフード」

スーパーフードの始まりは1980年代頃のアメリカで、医師や専門家の間で、有効成分を突出して多く含む食品に対して「スーパーフード」という言葉が使われたのが始まりといわれます。

スーパーフードの特徴

・ 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
(あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。)
・一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
(出典 日本スーパーフード協会)



日本では、女優やモデルが食べていることで、紹介されています。
例えば、マカ ・カカオ ・チアシード ・ココナッツオイル ・アサイー・クルミ・ブロッコリースプラウト・ゴジベリーなど

この中には、薬膳で使われる食材もあります。

ミランダー・カーが朝のスムージーに入れて、愛飲しているという「ゴジベリー」は実は、クコの実のこと。

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「ミランダ・カーの完璧ボディを保つ特性ドリンクのレシピ公開!」


薬膳では、「不老」=「アンチエイジング」の食材として、長い歴史を持ちます。
不老食材の名前にふさわしく、アサイーをしのぐ、「抗酸化作用」をもち、体のさびを防ぐのです。

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漢方キッチンの生徒さんたちは40代を越えると、カラダの若々しさを保つために、「クコ」を毎日取る方が多いのです。

最も多い声は「肌がしっとりした」「生理の状態が、30代のころに戻った」というもの。

量は1日10g~20g程度を取るといいといわれています。

今回は、クコももっとも、簡単においしく、ヘルシーに食べられる、「クコのビネガーマリネ」をご紹介します。
堅いクコが、思いたったときに、すぐに食べられて、冷蔵庫に保管すれば、1週間はおいしく食べれます。

・スムージーに入れる
・ヨーグルトやシリアルのトッピングに
・そのままおやつに
・サラダに加える

クコのビネガーマリネ


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クコ      80g
水       100cc
バルサミコ酢   30cc(リンゴ酢でもOK)


① 鍋に熱湯をわかし、クコをザルに入れてさっと湯通しする
② 密閉容器に①を入れて、水と酢を加える。
③ 冷蔵庫で保管。サラダに入れたり、そのまま食べたり。ヨーグルトに載せてもおいしい!!



クコの産地は、中国やチベットの乾燥地帯。
6大産地といわれ、寧夏、内蒙古、新疆、河北、青海、甘粛がもっとも質のよいクコが採れます。
その中で、栄養成分が突出して高く、味もおいしいのが、「寧夏産」のクコです。


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漢方キッチンでは、寧夏産のクコをおすすめています。
毎日、楽しく続けて、美しくなりましょうね~。






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薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン
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