立春過ぎたら、こんな薬膳~『牡蠣とコリアンダーのアジアンパスタ』

2015.2.11

立春を過ぎたら、暦の上では春。 1年で一番冷え込み時期だけど、私たちの体の中は、春に向かって目覚めはじめます。 それはいろんな症状になります。 めまい 体重増加 腰や肩の重さ 気分がふさぐ イライラする など。 冬の間に眠っていた『気』が、春になると体の中を巡る準備を始めるからです。 今まで滞っていたところやめぐりが悪いところで、つまったような感覚を感じ、感情をコントロールしにくくなります。 立春を過ぎたら、「気の巡り」、つまり、エネルギーがカラダの中でうまく流れるように助ける食材をとりましょう。 薬膳で食べるのは、「大根、葱、生姜、にんにく、コリアンダー、芥子菜、らっきょう、わさび、柑橘の皮、」のような辛味と香りのある食材 辛い味と芳しい香りが、エネルギーを発散させ、気の巡りを助けるからです。 今日は、潤いを与えて、アンチエイジング効果の高い牡蠣にめぐらせパワーたっぷりのコリアンダーとみかんの皮を合わせたパスタです。 「牡蠣とコリアンダーのアジアンパスタ」 img150211a.jpg 【材料】 1人分 牡蠣      80g コリアンダー 1株(根も使うので捨てないでね) 有機みかんの皮(ゆずの皮などでもOK) ピーナッツ  5~6粒(ピーナッツダイスでもOK) にんにく   1/2かけ パスタ     100g 調味料 オリーブオイル 大さじ2 豆板醤    小さじ1/2 酒       大さじ1 ナムプラー  小さじ2 オイスターソース 小さじ1 塩       適宜 【作り方】 ① 牡蠣は、塩をまぶして軽くもみ、汚れをとる。大きいものはカットする ②にんにく、コリアンダーの根は、みじん切りにする。みかんの皮は千切り、コリアンダーは、ざくぎりにする。ピーナッツは、細かく切る。 ③鍋にたっぷりのお湯を沸かし、塩を加えて、パスタをゆでる。 ④フライパンにオリーブオイル、にんにく、コリアンダーの根、豆板醤を加えて、弱火にかける ⑤ふつふつしたら、強火にして、牡蠣を加えて炒め、酒とパスタのゆで汁大さじ2を加えて蓋をする。 ⑥ナムプラー、オイスターソースを加えて混ぜたら、ゆであがったパスタとみかんの皮を入れて、よく混ぜ合わせる。 ⑦味を見て、塩で味を調える ⑧皿に盛り、コリアンダー、ピーナッツを乗せる。 祝日のランチやディナーに、ゆったりとした気分でワインや、日本酒とともにいかがでしょう? この時期は、心身をリラックスさせることも、とっても大事。 心とカラダがゆるむと、エネルギーのめぐりがよくなりますよ~。 img150211b.jpg 牡蠣が食べられない子どもさんには、あさりで代用しましょう。 牡蠣のかわりにアサリを120gぐらい加えます。 我が家の娘もそうですが・・・・。 うまみもたっぷりで、「おかわりコール」が入ります!  
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