2011.10.27
ついこないだまで、きのこが嫌いだった娘が、突如として、きのこ好きに変わりました。
先日、「きのこの強火炒め」を作って出したら、見る見るお皿が空に。
今まで、「きのこのマリネ」や「きのこの佃煮」などのメニューを出すと、必ず
「ぐにょぐにょしててやだ~」と言っていたのが、
「なんか、りんちゃん、きのこ好きになったみたい。おいしいって感じるんだよね~。どうして??」
なぜ?
試しに今日もきのこ料理。
「鴨肉のきのこ炒め」
合鴨の脂を少し、とりわけておきます。肉に塩コショウを油で炒めます。8割ぐらい火が通ったら一旦取り出します。
続いてフライパンに、取っておいた鴨の脂を入れて、弱火で熱し、脂が溶け出たら、エリンギと椎茸をスライスしたものを入れて、塩と酒を加え、表面がカリッとなる程度までじっくり炒めます。
鴨を戻して、ざっくり炒め合わせ、お皿へ。
葱と山椒を散らして食卓へ。
娘がアンパンのお箸で一生懸命はさんで、自分のお皿へ取り分けて、物を言わずに食べ始めました。
今までと何が違うのかな~。と考えてみたのですが。。。
きっと違うのはきのこの食感。
「きのこのマリネ」や「きのこの佃煮」は、お酒やきのこの水分でしっとり、ぐんにゃり。
でも、きのこの強火炒めも鴨肉ときのこの炒めも、きのこの水分を封じ込めて、香ばしく炒めています。
なるほどなぁ~。
好き嫌いって「味」だけじゃないんですね。
香りや食感や、そのほかいろんなシチュエーションも含めて、美味しさって感じられのかもしれません。
娘のおかげで、お勉強になりました!