無料説明会「わかりやすい中国医学の理論と薬膳弁証クラス」

2021.6.21

こんにちは、漢方薬膳研究家の阪口珠未です。

久しぶりに新しい動画を作りました。

大阪のあるフードビジネスの会社さまで、10年近く社内の薬膳セラピストの育成に関わらせていただいています。

その薬膳の初期メンバーの男性が闘病の末、他界されました。

釣りが趣味で、車の中は釣り竿と釣りグッズでいっぱい。
いつも語ってくれる魚のうんちくがとってもおもしろくて、釣りのエピソードで楽しませてもらっていました。
そんな彼の一押しのお魚は、「タチウオ」でした。

「これほど旨い魚はない」と言っていたのを思い出します。
親しい仲間である彼が亡くなってからの1カ月半は、私自身、心の整理をつけることができませんでした。

ご縁がある方たちと、今を一緒に生きていることは、本当に貴重なことです。
でも、そう感じたことも、日常の中では風化して行ってしまうから、仲間や彼と共有した時間を何かの形で残したいと思いました。

だから、彼のうんちくをなぞりながら、タチウオ料理の動画を作りました。
私にとっては「タチウオの薬膳料理を楽しく作る」ことが彼へのたむけの花です。

<タチウオの中華風蒲焼き丼>

タチウオは、薬膳では、「肝」の血を補う働きに優れ、肝臓病の治療補助、免疫力アップ、老化防止などさまざまな働きがあります。

同じく老化防止効果のある山芋と合わせて、「中華風の蒲焼き丼」を作りました。

うなぎの蒲焼きとは、ちょっと趣向の違う、パンチの効いた味に仕上がっています。

高級魚ですが、旬である夏はちょっとリーズナブル。

3枚おろしが面倒という方は、切り身をそのままシンプルに塩焼き、オリーブオイルでソテーしても、上品な風味を楽しむことができます。

彼のいうとおり、「これほど旨い魚はない」です。

ぜひ、味わってみてください。

~疲れやすい・老化が気になる方へ~
肝臓を元気にする!

<タチウオの中華風蒲焼き丼>