【1日1養生#25】春から夏はうす味を心がけて~桜鯛で3品

2022.5.30

こんにちは、阪口です。

季節は夏に移り変わろうとしていますね。

母親の体調不良で、最近は姫路の実家との往来を重ねています。

いつか親が年を取っていくってわかっているけれど、その現実を目の当たりにするとなかなか気持ちがついて行かないですね。

兄弟と一緒に実家での事務処理や片付けで1日が終わるとクタクタです。
実家に泊ればいいのですが、時間が許すときは、なるべく実家ではなく市内の大浴場付のホテルに泊まるようにしています。

ホテルに戻ってお風呂にさっと入り、ホテルの近くのお店で地元の料理と地酒を楽しみます。
姫路は瀬戸内海に面していて、新鮮な魚が驚くほど安く、美味しいんです。

地元では「前どれの魚」と言います♪

あなご、めばる、鯛、タコ、こちなどなど。

そして、何と言ってもおいしいのは「天然鯛」
どんなお店に行ってもだいたい鯛はいつも置いてあって、お刺身、焼き物、アラ煮、鯛ソーメン、外れがありません。

あるときは、お店の人とちょっとおしゃべりしながら、あるときは一人で関西食満載のメニューを眺めながら時間を過ごしていると、気持ちが「疲れた~」から「楽しかった~」に変わっていきます。

やっぱり大事なのは、「自分が元気でいること」「楽しく感じられること」

自分自身が元気で、気持ちが明るくさえあれば、どんな状況もきっと何とかなるって思うんですよね。

だから、不謹慎かもしれないけど、夜は実家に泊らずひとりでプラプラ遊んでます(^^;

昨日は、海なし県の埼玉でめずらしく「桜鯛」を見つけました。
姫路ではなく福岡県産。ピンクの色がとっても美しい。

姫路の和食屋さんで食べたメニューを真似して桜鯛で3品作ってみました。

「桜鯛のカルパッチョ~大葉オイル~」「鯛めし」「鯛とごぼうのアラ炊き」

天然の鯛は日持ちがするので、弁当に、翌日の夕食にと3日ぐらい楽しめました。

さて、薬膳では春夏は、冬に比べてエネルギーが体の中心から体表へと移り変わるので、消化の働きが低下します。
冬に食べられた脂っこい食事も春夏は控えめに。

特に5月頃は自律神経のバランスが崩れやすく、疲労を感じたり、胃もたれしやす時期でもあります。

食材の「素」の味を活かしたシンプルな味付けやうす味を心がけましょう。

 

【今日のご飯】

●桜鯛のカルパッチョ~大葉オイル
●桜マスの刺身
●名残の筍と生ワカメの煮物
●チンゲン菜と白菜の蒸し物
●きゅうりの梅味噌添え

大葉オイルは大葉をすりつぶして、太白ごま油など、くせのないオイル、塩、アーモンドパウダーを混ぜて作ります。
ジェノバペーストよりもあっさりした風味が鯛によく合います。

今週もがんばりましょう(o^―^o)