2023.1.4
あけましておめでとうございます。
阪口珠未です。
たくさんの励ましをいただきまして、感謝しております。
本当にありがとうございました!
私は年始からPCのキーボードが打てるようになりました。
みなさんは、年末年始はどのようにお過ごしになられましたか?
私は料理も、そうじもしなさ過ぎて、これから主婦に戻れるかがとっても不安です(^^;
暮れにお見舞で「ドリップ式」のお出汁をいただきました。
かつお節、干し椎茸、昆布などの粉がコーヒーバックに入っていて、そこにお湯を注ぎ、塩を加えると手軽にお吸い物ができるというもの。
手が不便なときには、とても重宝しました。
そして、パッケージも可愛くて、上品。
種類も数種類あり、それぞれに丁寧に使い方がイラストで書いてあり、とても大切に扱われている気持ちになります。
日本人のこの細やかさやホスピタリティ、そして、手に取った人に楽しんで欲しいという「一期一会」の感性。
本当にすばらしいな~と思います。
同じものを注文して、海外在住の友人に送ったところ、「こんな発想は欧米人にはないわ~」と喜んでいました。
日本は100年以上続く長寿企業が世界一多い国ですが、きっとこのお客様に対する真摯な姿勢に鍵があるように思います。
私も自宅で、先ほどのコーヒーバックのダシのように、ティポットにかつお節と昆布を入れて熱湯を注ぎ、ティタイムに楽しみました。
かつお節は、製造の過程で、体に有益な成分が産生され、疲労回復効果やストレスを軽減する効果があることがわかっています。
人を対象にした実験では、鰹だしを摂取することで、末梢血管の血流量が増え、肩こりや目の疲れなどの症状が改善された。
心理的な状態の変化については、怒り-敵意、混乱、抑うつ-落ち込み、疲労、緊張という負の感情が有意に改善された。
また、さらに活気というプラスの感情が増加したという研究があります。
ティーブレイクに、いつものコーヒーの代わりに、疲れたときは「出汁ブレイク」も養生のひとつですね。
お茶うけは干柿とか、おせんべいとか渋めになっちゃいますけどね~(^_-)-☆
昨年は、ケガのおかげで身近にある喜びや楽しみに気づくことができました。
体を整えることともに、そのプロセスを満喫することが大切だなと感じています。
今年はこれまでの薬膳の考え方とともに、日本らしい素敵な食習慣や養生を楽しむためのスキル、「養生カルチャー」をお伝えしていきます。
どうぞよろしくおねがいします。