カタツムリの進化の選択

2020.5.16

生徒さんからいただいたほうれん草を茹でようとしたら、葉っぱの先の方にかたつむりを発見!

危な~い。ゆでるところだった。

しばらくキッチンカウンターに上に置いて、観察してみた。
最初は、カウンターの上を這ってあちこち移動。

 

次は下へ降りようと、引出しの方へ探索。
でも、行く場所がないみたい。
どうするんだろ?

ほうれん草を茹でてる間に目を離したら・・・

寝てた!!

殻の中に入って!

生き物は、危機に直面したときに、生き残るために進化する。
鳥は飛ぶことに特化する進化で、生き残った。
ひ弱な人間は直立歩行から、向かい合う親指と人差し指を進化させて、道具を使える生き物となった。
そして、カタツムリはヤバいと思ったら、「寝て待つ。」ことで、生き残る方法を選んだ。

生き残るための選択はさまざまだ。

コロナ禍で、どこの経営者もどうやって生き残るかを考え続けていると思う。
この変化に乗って、鳥のようにはばたいた会社もあるだろうし、知恵を使って乗り切っているところもあるだろうな。

でも、カタツムリみたいに、「寝て待つ」のだって、生き残りの方法よね。

だって、現にこのカタツムリ、ほうれん草を茹で終わった阪口によって、外に連れ出され、空き地にリリースされた。

ヤツは寝てただけで、生き残ったわけだ。

危機にどう対応するか、今の段階で何が正解なんてわからない。

後悔しないやり方を自分で選ぶだけ。

ホント、生き物に教えられることは多いな。