2020.10.1
こんにちは
漢方薬膳研究家の阪口珠未です。
漢方キッチンでは9月からコロナ対策を取ってスタジオでの薬膳講座の開催をはじめました。
それまでの半年間、TOUTUBEで薬膳動画を配信しておりましたが、「薬膳セラピストコースのオンライン講座はないんですか?」
といくつも問い合わせをいただきました。
今までは、私なりのこだわりがあり、薬膳セラピストコースは、『ライブの講座のみと』しておりました。
なぜなら、薬膳を実践してもらうには、「中国医学の理論とノウハウ」を伝えるだけでは不十分だと思っていたからです。
その理由は、私自身の経験にあります。
私は1991年から4年間中国に留学し、「北京中医薬大学」という中国医学の医大で、薬膳、漢方を学びました。
そのころは、日本では薬膳を学べる学校が他にありませんでした。
この学校では、中国医学の基礎理論から、臨床まで、中医師になるためのカリキュラムを学びます。
私は薬膳を学ぶことができる「中医養生康復科」というリハビリテーション学科に近い学部に所属しました。
四文字熟語の嵐に、外国人の私にはついていくのがやっとな毎日でした(^^;
授業を担当する先生は一流の方たちで、素晴らしい授業をしてくださいました。
ただ、ひとつだけ、不満がありました。
それは、実習が無かったことです。
大学には、理科室のような実習室がありました。
しかし、薬膳の実習は、1年に数回しか行われず、せっかく学んだ内容を実践する機会がほぼありません。
そこで、当時、サッポロビールの出資のホテル「天橋賓館」というホテルに、薬膳レストランがあることを知り、支配人にかけあって、中国人従業員の日本語教育をすることと引き換えに、薬膳レストランの厨房で修業をさせてもらうことができました。
薬膳スープの作り方や食材の使い方、乾物の扱い方、提供の仕方など、自分の目で見て、手で触り、味わうことで、身に付けることができました。
それ以来、私がとても大切にしていることがあります。
それは、「薬膳の考え方だけでなく、実践方法や料理の仕方をお伝えすること」
今は、薬膳を学べる学校、企業も増えて、また、インターネットや書籍で、薬膳や中国医学の「理論」は気軽に学べるようになりました。
でも、「どうやって作る」、「どうやって組み合わせるか」などは、座学だけでは学ぶことができません。
そのため、私の講座は、実践重視で行ってきました。
おかげさまで、北京中医薬大学の日本校や他の薬膳学校で理論を学んだ多くの生徒さん方が、薬膳の実践を学ぶために参加してくれました。
ただ、コロナの影響で、自由に学んでもらうことができない今、
『ライブのように』薬膳料理の実践をしてもらえるようなオンライン動画を作りました。
【こんな方に】
●薬膳を学びたいけれど遠方
●育児や介護で、手が離せないため、自宅で学びたい
●今年は外出するのに抵抗がある
●薬膳はすでに学んだけれど、はら落ちしない。実践できない。
【今回の募集】オンライン薬膳セラピストコース~初級クラス
(中級・上級は2021年リリース予定)
【募集開始】2020年10月1日AM:9時~10月5日(月)23時59分まで限定販売
【募集人数】20名
【オンライン受講費】 グループ参加・マンツーマン参加、どちらもモニター価格(今回のみの価格となります)
詳細はこちら→
http://kanpokitchen.com/school/online-syokyu/
家庭でおいしくて、体にやさしい薬膳を作ってもらうことができるよう、カリキュラムの中で「薬膳の考え方」と「薬膳料理の作り方」をどちらもお伝えしています。
専用のサイトにアクセスし、講義動画を視聴します。そのあと、薬膳料理の作り方動画を見て、実践することができます。
実践を取り入れることで、「理論」の身に付き方が、全然違うんです(^▽^)/
また、動画だけではわからないことや質問、疑問も、ZOOMのオンライン指導とメールサポートで、しっかり解消できます。
薬膳を身につけて、くすりに頼ることなく、自分や家族、周りのひとの体を整えることができる。
とても楽しく、力強い経験です。
「おいしく食べていたら、いつの間にか、体が変わってきた」そんな生徒さんが多くいらっしゃいます。
ぜひ、一緒に学んで、自分も、周りも幸せにできる喜びを味わいましょう!
本日10月1日AM9時よりお申込み開始し、10月5日23時59分までのお申込みとなります。
興味のある方は、ぜひ、こちらをご覧ください。
オンライン『薬膳セラピスト®コース~初級クラス』
今度は、オンラインでみなさまにお会いできることを楽しみにしております。