マコモタケの素揚げ~青海苔風味

2020.11.9

こんにちは

阪口珠未です。

お久しぶりです。

阪口珠未のオンラインクラス「薬膳初級クラス」が11月よりスタートしました。

参加してくださっているみなさんは、ご自身の体に向き合って、体を整えたいという方、薬膳のレパートリーを増やしたいというママさん、薬膳をお仕事に生かされたいというセラピストや農家の方など
いろいろな思いで参加してくださっています。

オンラインでスキルや知識を身につけたいという意識の高さに驚きました。

漢方キッチンのクラスは「実践できる」薬膳をお伝えすること大切にしているので、オンラインでも、スタジオのライブで参加しているような実践力を身につけていっていただけるようにがんばってサポートしていきたいと思っています。

ここ数カ月は、今までの漢方キッチンの生徒さんや企業さまのサポート、そして、このオンラインセミナーを作り上げることとに、全エネルギーを注いでいました。
あとは、もちろん思春期の娘と一緒に家族で過ごすための時間を取ることにも
(。・ω・。)ノ♡

そんなわけでyoutubeはしばらくご無沙汰していましたが、昨日は馴染みの八百屋さんで、中華料理や薬膳では欠かせない秋の食材「マコモタケ」を発見!
うれしくて、動画を作りました。

◆マコモ(真菰)とは

中国語では「茭白(jiaobai)」

イネ科マコモ属の多年草です。新芽に黒穂菌(くろぼきん)が寄生して肥大したものです。
このマコモダケの種は「ワイルドライス」として知られていて、欧米では、よくサラダに使われます。
中華では、マコモタケはポピュラーな食材で、北京に留学中に炒め物や前菜で満喫しました。

薬膳では、体の余分な「湿」と「熱」を取り去る働きがあります。
胆の湿熱を取るので、結石や黄疸などにも使われる食材です。
植物性のステロールが多く含まれるため、脂質代謝の改善などにも有効です。

タケノコとアスパラガスの中間の食感で、緑の葉を取り除いて皮を剥くと真っ白な身が現れます。
肉や魚と合わせてもおいしいのですが、そのまま素揚げにして、風味のあるスパイスや青海苔などをまぶすのが、私は大好き。
食べると、体がきれいになる感じがするんですよね。

今回は、私がいちばん好きな「マコモタケの素揚げ~青海苔風味」をご紹介します。

最近は、道の駅や都内の八百屋さんでも見かけるようになりました。

もっと生産者さんが増えてくれるとうれしいな~。

【マコモタケの素揚げ~青海苔風味~】

材料
マコモタケ     2本
塩・青海苔    各適宜
揚げ油(なたね油など) 適宜

<料理バリエーション>

3センチ角に切った鶏むね肉200gを塩2gとコショウ少々で下味をつけ、大さじ2程度の片栗粉をまぶしたものも、一緒に揚げるとボリュームのあるおかずになります(^▽^)/

良かったら、作ってみてくださいね。