昔の知恵で今を生きる~養生茶

2022.10.15

こんにちは

阪口珠未です。

全国旅行支援が始まって、旅行を予定している方も多いと思います。

秋は何か活動をしたくなる時期ですね。

漢方キッチンでは、秋開講のクラスを募集中です。

締切は10月17日・スタジオ参加は満席です。

オンラインにはお席があります。

今、スタジオで自宅学習用のお茶素材を、梱包中!

まだ全種類ではないですが、こんな感じでお届け予定です。

並べると
可愛いです💓

 

この機会に、ぜひ、一緒に、薬膳と養生の考え方を学んでみましょう。

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【1】「養生ティセラピスト~Basic」

<10月27日スタート>

体質改善、アンチエイジング、美容、リラックスなど、さまざまな働きのある養生茶について学び、自由自在にブレンドできるようになるための講座

詳細はこちら⇒http://kanpokitchen.com/school/yojo-tea-thearapist_basic/

【2】「薬膳セラピストコース~オンライン5期」

<12月1日スタート>

基礎からしっかり薬膳が学べて、おいしく、体を整える簡単薬膳料理が作れるようになります
詳細はこちら⇒http://kanpokitchen.com/school/online-therapisut/

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さて、コロナ自体はフェイドアウトムードですが、コロナにかかった後の不調が長引く後遺症の方、ワクチン接種後の体調がすぐれない方、相変わらず多いですね。

今回のコロナウィルス対応でコロナ対応処方の「清肺排毒湯」はかなり活躍しました。

これはもともとある麻杏甘石湯などをベースに、SARSウィルス感染拡大のときに改良され、さらにコロナウィルスにも手が加えられてできた処方です。

そして、コロナ後遺症で、のどの痛みと微熱、体のだるさ、息切れなどにの後遺症にも、漢方が使われて、効果をあげています。

私も今、数名のクライアントを見させていただいただいていますが、ラクになる方が多いです。

三国時代に書かれた「傷寒論」の中に出てくる処方をもとに作られたもので、現代ではあまり使われることがありませんでした。

ところが、コロナの後の長引く不調を改善することで、各漢方製薬会社から急にリバイバル発売されるようになりました。

1800年も前の処方が、今も現役で効果を発揮するって、おもしろいですよね。

菌もウィルスもその時代とは違うだろうに、

なんで効くの?

薬膳や漢方はメリットもデメリットも

「ゆるさ」「いいかげんさ」

薬膳や漢方は、大きさも、仕組みも違う「原虫・細菌・ウィルス」をすべて「邪気」と考えるので、それぞれの細かい構造が違っていても、

「カラダに現れる症状」が同じなら、同じ処方で治せばいいじゃん。

ということなんです。

西洋医学のお薬みたいに、「ビシッ!!」とピンポイントで制圧するカッコよさは無いです。

でも、人間の体は機械と違って「複雑系」

不調や症状の原因や因果関係がはっきりしないこともあります。

そんなときに、細かい原因や因果関係がわからなくても、不調を緩和し、全体的な体調を改善するというゆるい使い方が得意なのが薬膳や漢方なんですね。

漢方といっても、普段食材として使うものや「十六茶」のようなお茶に入っている野草だったり。

身近な食材にも、私たちも癒すたくさんの働きがあります。

一緒に学んで、生活を豊かにしていきましょう。

今日は簡単に作れる養生茶を紹介しましょう。

【体にこもった熱をとり、解毒を高め、疲労感を緩和する】

熊笹(くまざさ)  10g…ドラッグストアなどで売っているティバッグでもOK
米         10g…フライパンで弱火で5分ほど軽く炒る
西洋人参(あれば) 5g…刻みのもの

材料を保温ポットに入れて熱湯を600~800㏄注ぎ、30分ほど抽出する。
1日のうちにときどき飲む。

笹も米もイネ科なので、味が香ばしくとても飲みやすいです。

では、よい週末を!