台湾で出会った「ちょうどいい生き方」

2026.4.27

先日、「阪口珠未と行く台湾食文化の旅~日月潭・南投県~」を開催しました。

昨年11月に薬膳セラピスト協会員向けに開催したツアーに続く第2弾。
今回はメルマガやLINEの会員さまにもご参加いただき、より広がりのある旅となりました。

台湾は小さな島でありながら、山や海の自然、そして多様な食文化にあふれた魅力的な土地です。
今回のツアーでは、少数民族の食文化に触れたり、オリジナルの製茶体験を行ったりと、「土地と身体をつなぐ食」を実感する時間となりました。

2日目の宿泊地は台中。
ここは、私が尊敬する中国医薬大学の呉金濱先生が、漢方農場と製薬工場を構えていらっしゃる場所でもあります。

「4月にまた台中に行きます」とお伝えしたところ、
「会いに行きますよ」と、夕食会場までわざわざ足を運び、お土産まで持ってきてくださいました。

呉教授は、台湾における生薬研究の産学連携のパイオニア。

生薬から有効成分を抽出、製剤化し、アメリカやヨーロッパへと輸出するバイオテック企業を率いています。

日本では「バイオテック」というとどこかケミカルな印象がありますが、
アジア諸国では伝統医学が正式な医学として位置づけられているため、
こうした「生薬研究」や「伝統医学に基づく製剤開発」に巨額の投資が行われています。

例えばインドには「アーユルヴェーダ省」があり、国として支援しているほどです。

そんな呉先生が持参してくださったのは、
漢方薬「石斛(せっこく)」を使った石鹸とシャンプー。

石斛は日本漢方ではあまりなじみがありませんが、
中医薬では高麗人参と並ぶほどの滋養・免疫賦活の生薬であり、薬膳食材としても知られています。

今回の参加者全員分をご用意くださいました。

「ビジネスの依頼はたくさんあるけれど、仕事ばかりの人生なんてつまらない。
忙しくなって、友人とおいしい日本酒を飲む時間がなくなるなんて意味がないよ。」

その日本酒も、紙パック入りのリーズナブルなもの(;^_^A

中医学の先生方は、公と私、仕事と人生のバランス感覚が抜群な方が多いです。す。
それはきっと、「陰陽」という自然のバランスを見つめる思想に、長年触れているからなのだと思います。

生きていると、うまくいかないことや、つらいことは避けられないですよね。
でも、中医学の視点を持つことで、「どう捉えるか」「どう整えるか」が見えてくることがあります。

私自身、中医学を学んだことで、人生がとてもラクになりました。

そして何より、
「食べること」で心身を整えられるという感覚は、日常に大きな安心をもたらしてくれます。

特別なことではなく、日々の食事の中で、自然と調和して生きること。
それが東洋医学の本質だな~と思います。

今回の旅は、そのエッセンスを体感していただく機会となりました。

そして、「こうした知恵を、もっと体系的に学びたい」という声も多くいただきました。

東洋医学の考え方は、知れば知るほど、日常の選択が変わります。
体調の見方、人との関わり方、仕事との向き合い方まで。

おいしい食をとおして、心身を整えられることをこれからもお伝えして行きたいと思います。

ぜひ、一緒に学んで行きませんか?

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