【1日1養生#45】春はデトックス~菜の花のマーマレード酢味噌

2023.3.23

春は冬の間にためた老廃物を排出する季節。

春になると皮膚が荒れやすくなったり、

湿疹ができるのは、皮膚が排出器官だから。

体表から不要なものを排出をしようとします。

 

また、体の中で解毒を担当しているのは肝臓と腎臓。

特に肝臓は、薬膳では春にケアをするべき主役の臓器です。

肝臓の働きをサポートして、デトックスを促すことで

スムーズに老廃物を排出することができます。

 

この時期に採りたい「アブラナ科」の野菜は、

薬膳では『痰』という老廃物を排出したり

血液浄化に働いたりとデトックスに役立ちます。

 

また、アブラナ科の野菜に含まれる成分

「イソチオシアネート」は、肝臓の解毒に効果を発揮します。

昨日は農家をされている生徒さんが

いろいろなアブラナ科の野菜の菜の花をもってきてくれました。

 

小松菜

水菜

そして白菜の菜の花!

どれもとても可憐でかわいい花をつけています。

味にも個性があり、

白菜の菜の花は甘くて優しい味でした。

今日の薬膳では、採りたての菜の花を辛子酢味噌で。

麦味噌をすりつぶして、辛子、酢にマーマレードを混ぜ合わせ

さらにミカンの皮を加えました。

 

柑橘が香る辛子酢味噌で

肝のエネルギーの巡りも良くなりますよ(*^^*)

アブラナ科の野菜は

大根、キャベツ、クレソン、水菜

小松菜、ブロッコリー

ケール、のらぼう菜などなど

スーパーにいっぱい並んでますね!

 

これからの季節は、ぜひ食卓に取り入れて、

肝臓をサポートしてあげましょう。