2024.5.1
2日目の午前は近くの山の中を散策したりしながら過ごしていると
「今日のお昼ご飯は山菜料理をごちそうしますよ。」と呉先生。
農場から車で15分ほど走らせると、山間の埔里の町に着きました。
この辺りは先住民が住んでいる地区で薬草が豊富に採れるそう。
「このあたりは、僕が50年前、中医大の学生だった頃、薬草採取の実習で来ていた場所だよ。」とのこと。
日本で言えば伊吹山とかに近いのかもしれません。
そんな薬草を使った美味しいお店があるとのことで連れて行っていただきました。
私も中華料理にはかなり詳しい方だと思うのだけど、
メニュー名に全然わからないものがたくさん💦
台湾在住7年の知り合いのN先生も「見たことない」とおっしゃいます。
野生の生姜の花スープ
野花の当帰の葉のオムレツ
先住民が使うハーブ「ツーツオン」の前菜
川七という謎の山菜の炒め(漢方の三七ではない)
さとうきびの穂先タケノコの炒め
(絵:阪口)
三七という名前の謎の山菜。
三七人参とは別物。おせじもきれいな店ではないのに
お客さんがたくさんいて、お料理はどれもとびきりおいしい!
お店は3代目が継いでいるそうです。
もう1回行きたいけれど、ひとりでは行けないなあ。
今日も山の温泉につかって、薬草に囲まれて過ごし、
翌日は台中から台北で戻ります。