締切9月24日「北海道・弟子屈の食文化を訪ねる旅」

2026.9.18

こんにちは。漢方薬膳研究家の阪口珠未です。

11月14日から2泊3日で、北海道・弟子屈(てしかが)を訪ねる「食文化ツアー」を開催します。

今回のテーマは「道東の雄大な自然と、アイヌ料理」

私がアイヌ料理に興味を持つようになったのは、1冊の本との出会いがきっかけでした。
ある研究者が書かれた『アイヌのご飯』という本です。

そこには、アイヌの伝統的な食生活や、彼らが使ってきた食材、薬草などについて紹介されていました。

中でも私がとても印象に残ったのが、
「アイヌの食事は、オハウというスープを中心に成り立っている」ということでした。

アイヌの人たちは、スープを「オハウ」と呼びます。
ご飯や主菜があっても、無くても、食事の中には必ず「オハウ」がある。

長く薬膳料理に関わってきた私自身も
「薬膳のいちばん大切なエッセンスは、スープにある」と考えています。
世界には、身体を癒すためのさまざまな料理がありけれど、その中心にはやはりスープがあるんですよね。
そんな共通点にも、とても興味を惹かれました。

そして今回、北海道でご縁があり、弟子屈のコタンに住むアイヌのおばあちゃまたち3人と知り合うことができました。

実際にお話を伺ってみると、さらに心を動かされることばかりでした。
・自然からいただいたものに感謝すること。
・いただいたものを、また自然に戻し、循環させていくこと。
・そして、みんなで分かち合うこと。

そうした自然とともに生きる考え方が、日々の食事や暮らしの中に息づいているのです。
さらに、おばあちゃまたちは、山にある野草や薬草なども暮らしの中に取り入れています。

私が特に興味を持ったのが「キハダ」です。

キハダは、漢方では「黄蘗(オウバク)」と呼ばれ、胃腸の働きが低下したときや、下痢、腹痛などに用いられる苦味健胃薬です。
ところが、アイヌの方たちは、そのキハダの「実」を料理に使うのだそうです。
アイヌ語では「シケレベ」と呼ばれていました。
私も、おばあちゃまたちにお会いして初めて、キハダの実を知りました。
とても貴重なもので、最近は、山に入ってもなかなか見つけられないそうです。

実際に味わってみると、スパイシーで、柑橘のような香りがあり、とてもおいしい。
アイヌ料理では、このキハダの実をかぼちゃに合わせて、サラダのようにしていただくそうです。
甘いかぼちゃにスパイシーなシケレベ。「こんな食べ方があるんだ!」と、とても新鮮な発見でした。

「この土地で、アイヌのおばあちゃまたちのお話を聞きながら、一緒に料理を作り、そして皆さんに味わっていただきたい!」

そう思って、今回の旅を企画しました。

そして、アイヌ料理だけではなく、道東ならではの自然も見逃せません。

世界有数の透明度を誇る摩周湖の美しい景色を眺めたり、硫黄山へ続くつつじヶ原の自然散策路を歩いたり。

約2kmのほぼ平坦な道を、自然を感じながらゆっくり歩きます。
どこまでも続く北海道の大草原では、牧場体験も。

前回の旅では、鹿やリス、そして牧場の可愛い牛たち、さらに何と特別記念物のタンチョウのつがい!まで、さまざまな動物にも出会うことができました。

さらに今回は、北海道の昆布に詳しい専門家をお招きして、薬膳でもよく使う昆布の種類や特徴、料理での使い分けについても教えていただきます。

海に近い釧路では、北海道ならではの海の幸も楽しめます。

そして旅の2日間は、日本屈指の泉質を誇る川湯温泉に宿泊。
源泉かけ流しの温泉で、旅の疲れをゆっくり癒します。

食べて、歩いて、温泉に入り、今まで知らなかった文化に触れる。

3日間、北海道の自然の中に身を置いて、おいしいものをいただきながら、心と身体を整える旅です。

「アイヌの食文化を知ってみたい」
「北海道の自然の中で過ごしたい」
「普段とは違う食の世界に触れてみたい」

と思われたら、ぜひ一度、詳細をご覧ください。

私自身が、もっと知りたいと思ったから始まった旅
それを、皆さんと一緒に体験できたらうれしいなあ。

11月の弟子屈で、お会いしましょう。

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北海道・弟子屈 食文化ツアー
2026年11月14日(土)〜16日(月)/2泊3日

釧路空港またはJR釧路駅集合。

アイヌ料理、摩周湖、屈斜路湖、コタン、硫黄山、牧場、昆布、釧路の食、そして川湯温泉。
「食」と「自然」と「文化」を丸ごと味わう3日間です。

旅の詳しい内容・お申し込み方法は、こちらのPDFをご覧ください。
↓↓↓

阪口珠未と行く北海道2026年秋日程(最終版)版

前回4月の参加者のお声はこちらです。

【参加者の声】
「アイヌのお母さんたちとの時間が、とても貴重でした」
アイヌ料理を一緒に作りながら、料理だけでなく、自然への感謝や暮らしについてのお話を聞くことができ、とても興味深かったです。歌や踊りも含め、普段ではなかなかできない体験でした。

「とにかく北海道の大自然がすごい」
摩周ブルーは忘れられません。カルデラ湖や山々の景色、硫黄山の散策、広大な牧場など、道東ならではの自然をたっぷり味わえました。野生の鹿に出会えたことも印象に残っています。

3日間とは思えないほど、いろいろな体験ができました」
自然、食、アイヌ文化、農業など、短い日程の中で北海道のさまざまな魅力を体験できました。現地の方とのつながりがあるからこそできる料理教室やなど、個人旅行では経験できない内容でした。弟子屈季節を変えて、また来たい!