薬膳市場データブックに、阪口珠未のインタビュー掲載になりました!

2016.6.27

日本の薬膳市場の調査報告をまとめた、「薬膳市場データブック2016」が発刊になりました。

「薬膳業界」をすべて網羅したと初めての年鑑だそうです。

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一線で活躍する3人の薬膳研究家として、阪口もインタビューを掲載していただきました。

すでに後進の育成に励まれている先輩方と一緒に掲載していただくのは、気がひけますが、
「『薬膳』というお題では、どんなことでも喜んで取り組めるスタンスと体力(?)を持ち続けている」という自信はありますよ~。

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こうしてみると、「薬膳」を仕事にしている人たちって、たくさんいらっしゃいます。
この20年の間に、少しづつ普及してきているんだなあと、改めて感じました。

とはいえ、まだまだニッチな業界が薬膳です。
20年前は、「だれも知らない」だったのが、「知っている人がいる」というぐらいの歩みかもしれません。

これからさらに、薬膳を広めていくには、さまざまなチャンネルが必要で、「薬膳」という正攻法の職人的な取り組みとは別に、他の業界の方とのプロジェクトなどが、とっても大事になると思います。

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漢方キッチンに通ってくれて、薬膳を学び、自分が健康になったというみなさんたち。
その方たちが、さらに、今度は周りを健康に、幸せにするという輪を広げていけるようになっていってほしいと思います。

もちろん、ビジネスとして捉えることもできるのですが、私は中医学に身をおくものなので、別のとらえ方をしています。

結局はエネルギーなのです。

エネルギーとは、出せばなくなるものではなく、表現することによって、プラスのエネルギーが、自分の中をめぐるようになり、それは、また次のエネルギーを生むようになります。
そのエネルギーを通す器が私たちの「肉体」であるわけです。

エネルギーが廻って、あふれれば、それは、結実して(陰となり)収入という対価となることもありますし、賞賛という形見えない報酬を受け取ることもあります。

人は、自分の持っているエネルギーを「使う」ことによって、初めて幸せになることができます。

薬膳によって、よい器を作ることで、よいエネルギーを作りだせる可能性を高め、エネルギーを使うことによって、さらに自他ともに健康に幸せになっていける。

きれいごと?
かもしれません。
いいんです。きれいごと大好き!

いつも、幸せいっぱいじゃなくても、元気じゃなくても、目指すことで、そこに近づける。
そのプロセスこそが、エネルギーをめぐらせる行為なのだから。

薬膳という表現をとおして、そんなプラスのスパイラルを作っていきたい。

そのために、今年も、「私自身が幸せと思えることをやること!」をテーマにします。

今年のお誕生日、思いを新たにする1日でした。

薬膳市場データブック、良かったら、図書館などに置かれてましたら、のぞいてみてくださいね。
なんせ、購読をおすすめするには、17,800円は、ちと高いですね・・・。


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薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン
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