武田薬品 薬用植物園にて薬膳セミナー

2012.3.14

 京都に日本最大規模の薬用植物園があります。
答えは武田薬品さんの薬用植物園。
私も知らなかったのですが、訪問して、自分で確かめてまいりました。
今回は、スタッフの方への薬膳セミナーということで、お伺いしました。
さらに、植物園のご案内もいただけるとのこと。
ワクワクしながら京都へ。
「松ヶ崎駅からタクシーでいらしてください。」
と言われていたんですが、どんな場所にあるのか知りたくて、駅からバスに乗って、そこからさらに歩いてみました。
歩くこと20分ほど。曼殊院の案内のすぐ近くに門が現れました。
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落ち着いた平屋づくりの建物が奥に見えます
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今回のセミナーは、薬用植物園のスタッフの方へ、薬膳の基礎的なお話をさせていただきます。
みなさん薬草の専門家なので、どきどきしながらセミナールームへ。
私が「何首烏は。。。」と生薬名を話すと
すぐに「ツルドクダミのことやね。」と、植物名や科名が飛び出します。
同じ興味を持つ者同士ということで、質疑応答も、とても盛り上がって、楽しいセミナーとなりました。
そして、その後は、植物園の見学。
武田薬品といえば。。。。
「漢方便秘薬!」
ということで、最初に
「大黄」の紹介が。
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特大の大黄と一緒にパチリ。
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こちら薬用ハーブ園
しかし、なんといっても季節が季節。
ほとんどなにも地上にはないのです。
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こちらは方剤ごとに植えこむというおもしろい趣向
「補中益気湯」という処方なら、使われている柴胡や昇麻が一緒に植えられていて、とてもわかりやすい!
「育てるの大変なんです。とっても」
とおっしゃっていましたが。
環境が違うところで育つ薬草を同じ花壇に植えるんですから。。。。
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これはブクリョウ、利尿の生薬です。
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毒草園は、間違って入らないように、鍵がかけてあります。
「お土産にトリカブト一枚持って帰って、今日は旦那のみそ汁に、、、、」なんて人がいないとも限らない。
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これはステビア。
子供たちへの薬草講座のときに試食してもらうそうです。
葉っぱが甘いのは不思議ですよね。
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みなさんと一緒に。
「今度は、葉っぱがあるときに来てくださいね。」
はい、ぜひ、そうしたいです。
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