西洋フードさんでの薬膳導入コンサルティング最終日

2016.10.4

3年間続けてきた西洋フードさんでの、『薬膳メニュー導入コンサルティング』
最終日でした。

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全国の社員食堂に、薬膳メニューを提供させてもらうという、この仕事はとても楽しく、担当のS女史とN氏とメニューの打ち合わせをするたびに、「こんな組み合わせにしたらどうだろう?」「今回はがんばって、これを使おうか?」
と、ワクワクする仕事でした。
そして、社員食堂というさまざまな制約のある形態の食の世界で、いかに魅力的なメニューを作るかというチャレンジをさせてもらいました。

そして、今日、その仕事も一区切り。3年間で、サイドメニューもあわせると、200近い薬膳メニューを一緒に作って着ました。

終わりがあるのは、さびしいことだけれど、終わることの大切さをも感じるのです。

終わりがあることで、その「意味」づけを自分の中ですることができます。
終わりがあることで、仕事として続けていた具体性の中から、抽象的なエッセンスを抽出して、眺めることができる。

お教室で、生徒さんたちにお伝えする薬膳は、「健康になっていただくこと」だったり「おいしくて、カラダにいい食事を楽しむこと」だったりとダイレクトにお役に立てることでした。

西洋フードさんでのお仕事は、
『トンカツやカレーや、スパゲッティなど、他のメニューと同じ土俵で、いかに薬膳メニューを選んでもらうか?』
という、「ビジネスとしての薬膳」を学んだ3年間でした。

試行錯誤の3年間でしたが、
「わかりやすいレシピの作り方。」
「味をぶれさせない工夫。」
「1秒で選んでもらうための盛り付け。」などプロの方たちから、たくさんのことを学ばせていただきました。

花束と一緒に、特大の手作りケーキを準備してくださったみなさん。
「阪口先生だから、生クリームでなくて、豆乳クリームとナッツとベリーを使いました。」という言葉は、さすが、薬膳チームのSさんとNさん。
ひとりあたり15センチ四方のケーキも、さっぱり!ペロッと食べることができました。

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今という瞬間が、昨日になっていくとき、すがすがしさがある。
そんな仕事を一緒にできたことが、ありがたいなあと思います。

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また、次の目標にむけて、がんばるぞーっっ!


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薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン
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