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薬膳レシピ

お知らせ

これまでの薬膳レシピが、パブーの電子書籍になりました。
ダウンロードして、パソコンはもちろん電子書籍リーダーやスマートフォンでご覧いただけます。キッチンでもダイニングでも、お好きな場所でご利用ください。
薬膳レシピは随時ふやしていきますので、お楽しみに!
表紙をクリックしてパブーサイトに飛ぶと、ダウンロード前にページを簡易閲覧できます。

電子書籍「薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン」

No.028

山芋の揚げだし

ヤマイモの揚げ出し

薬効

冬の冷え、胃腸力アップ、抵抗力アップ、もちもち肌、子供の体力不足

やまいもは日本でも精がつくとして、親しまれてきた食材。薬膳では、「腎」という生命エネルギーの源となる臓器を強化するアンチエイジングの薬です。生薬名は「山薬」。
体力不足で疲れやすいの方、胃腸が弱く、下痢しやすい方に、また、ねばねば物質ムチンで、肌をしっとりさせる効果も。

ポイント

アツアツが美味しさのきめて、食べる直前にお椀にだしをはってください。

材料(2人分)

<薬膳食材>
○山芋…胃腸の働きを高め、気力、体力を充実させる。
○豆腐…消化吸収が非常によく、効率的に気血を補うことができる。

山芋…100g
木綿豆腐…1/2丁(150g)
みつば(2~3cm長さに切る)・削り節…各少々
A だし…カップ2/3
うす口しょうゆ・みりん…各小さじ2
塩…一つまみ
● かたくり粉・揚げ油

作り方

  1. 山芋は皮をむいて、1.5cm厚さの輪切りにする。豆腐は紙タオルで包み、おもしをして30分間ほどおいて水きりし、4等分に切る。
  2. 山芋と豆腐にかたくり粉をまんべんなくまぶし、中温に熱した揚げ油で入れる。山芋と豆腐がほんのり色づき、山芋に竹ぐしがスッと入るまで約5分間揚げる。
  3. Aを鍋に入れて温める。
  4. 器に2を盛り、3をかける。削り節とみつばを飾る。