2017.9.30 薬膳セラピストの活動 阪口珠未ブログ「未来を信じてる」 こんにちは、薬膳・漢方コンサルタントの阪口珠未です。この夏から、漢方キッチン認定『薬膳セラピスト』のセミナー開講サポートを始めました。阪口の開講サポートセミナー研修を受けた、薬膳セラピストの方たちがそれぞれの自宅で薬膳セミナーを開催しました。テーマは『夏バテ防止・スパイス薬膳セミナー』夏に起こりやすい症状や夏バテを防ぐ方法。さらに、夏に使いやすいスパイスの効能などのお話。さらに、漢方キッチンオリジナルの『やくぜんスパイス』を使って夏休みに、子供さんも食べられる「辛くない」スパイス料理の数々を作るという盛りだくさんな内容です。薬膳セラピストのみなさんが、「薬膳を伝える」ことで。たくさんの人に「薬膳の楽しさ・おいしさ」を知ってもらえました。そして、薬膳セラピスト自身も代表である私自身も、色々なことを勉強させてもらえました。昨日より今日、今日より明日。薬膳を通して、ちょっとづつ成長していきたいと思っています。ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。以下は、薬膳セラピストによるセミナーレポートです。薬膳セラピスト 3期生 高橋めぐみさん薬膳スパイス講座・日時 2017年 7月14日 10:00〜13:00・参加者 Mさん、Gさん・欠席者 Nさん(お子さんが体調不良の為)・参加費 ¥3000・開催場所 Gさん宅・下準備 レシピ、資料のコピー、サテソース作り、温泉卵作り、蓮の実の下ごしらえ・内容 10:00〜11:00講義 レジュメに則り、この時期に起こりやすい体調トラブルの話を伝える。*中医学についての考え方①季節によって弱りやすい臓器がある②身体のバランス 気水血 を整えて流れをスムーズにさせる③そのために食べる食材を選ぶことが大切(薬膳)④自分の体質タイプを知ると良い、など。今の時期に脾のケアをして、働きをアップさせておくことがとても大事。ケアにはハトムギ茶や、働きアップにはスパイスで覚醒させる。11:00〜12:00 調理12:00〜13:00 試食・感想 質問*脾が弱ると水の代謝が悪くなり、水分がたまるとあるが、どこにどんな風にたまるのか?→自信を持って答えられなかったのが正直なところ。細胞の一つ一つにも溜まる。血流の悪くなりやすい下半身や顔などに溜まると答えた。食事のケアだけでなく、自身で身体を動かすことも重要だと伝えた。*二人とも味も美味しく、また機会があったら、参加したいと言ってくれた。自分がどんな体質か知りたい、それに合った食生活を考えたいとの感想があった。蓮の実という食材が美味しく新鮮との感想もあり。薬膳の知識があることで自分、子ども、家族が健康で日々を過ごす事ができ、身体のケアができる。薬膳を難しく考えないで、できることから始めると良いと伝えた。人に伝える事で自分の中に知識を深く吸収できると感じた。初めての体験だったが、相手が友人だったので、それほど緊張する事なく伝えられた。知らない人にどれだけ分かりやすく、自信を持って話すのは回数を重ねないとできないと思う。素朴な質問を受けて、それについて考え調べる事で、自分の肥やしになるんだなと感じる事ができた。ただ二人ともすごく良かった、隣で私が勉強してた事は知っていたし、頑張ってるんだなと言ってくれたので、自分にも自信が持てました。薬膳セラピスト4期生 熊谷泰子さん実施日時:9月2日(土)11:30-14:30参加人数:2名参加費:3000円(スパイス代含む)今回の参加者は、気心知れた会社の後輩達で、二人とも40代の仕事・子育てに忙しい女性達です。前回遊びに来てくれた時に阪口先生の体質チェックシートや体調をヒアリングしていて、二人とも脾が弱く湿が溜まりやすい体質であることが判明しています。それを踏まえ夏の終わりの疲れた脾に元気を与えるメニューであればと喜んで参加してくれました。二人とも主婦でもあるので、基本的なところは指導するまでもなく、ハスの実の使い方、スパイスの効能についての質問などを受けながら短時間で仕上げ試食しました。サテはソースを別添えにして好みでつけながら食べるという形にしました。ガッパオ、サテは想像していたよりマイルドで子供でも食べられると大好評で早速帰って作ってみるということでした。デザートに出した「冬瓜とパイナップルのゼリー」は歓声が上がりました。お茶をいただきながら夏の終わりの体の状態や改善策についての話をし実習を終えました。前回来た時に、冷たいものを飲み過ぎない、体を冷やさない、甘い物を食べ過ぎないなどのアドバイスをし、梅酢ドリンク、ナツメなどをお薦め食材して紹介したのですが、それらを実践してくれてこの夏はいつもの夏よりずっと体調がいいと嬉しい報告をしてくれました。秋の薬膳も是非お願いしたいという要望も上がりました。薬膳セラピスト2期生 清水万由美さん9月2日に薬膳スパイス料理講習を自宅で開きました生徒さんは3名 60代と40代の方です。初顔合わせの方もいましたがすぐに仲良くお話しされていました。 10:30 スタート 資料を見ながら季節によって体調の変化がある事。変化に合わせて向いてる食材がある事。気血水、中庸、五行について軽く説明しました。脾の働きをアップさせるスパイスや薬味の効用薬食同源の考え方について説明。12:20料理スタートサテソースや鶏肉、蓮の実の下ごしらえは前日に準備しておいたので生徒さんには野菜を切る、肉を焼くをメインに調理をしてもらい市販の温泉卵を使いより気軽に作れるようにしました。蓮の実の効用を説明しながらお皿に盛りつけて写真撮影。13:00試食しながらむくみに良い食材について(特にハト麦)お話ししました。皆さん美味しいし楽しかったと言っていただいました。季節ごとに習いたいと要望いただきました。しばらく談笑の後、用意しておいた薬膳スパイスや食材、書籍をお買い上げいただき15:30解散お客様の感想 大塚様薬膳と聞くとすごく難しいイメージがあったけれど話を聞いて料理を作ってみたら.とても身じかに感じて家でも料理が出来ると思った。薬膳の勉強とても楽しかった。また、次回が楽しみです。やくぜんスパイスサテ ------------- 鶏肉と黒ごまのソースがとても美味しかったです。やくぜんスパイスサラダ------------- やくぜんスパイスオイルがあたたかい野菜に程よくからまって、おいしくいただくことができました。やくぜんスパイスガッパオ--------- はすの実がほくほくと美味でした。ごぼうががパオライスになることが新鮮で、 しかもおいしくいただくことができました。 やくぜんスパイスがおいしいです。森田様前から、薬膳に興味がありましたが、今回料理教室を開いて頂きありがとうございました。講義からとても楽しく又みんなで作る料理もとても楽しかったです。又次回を楽しみにしております。坂本様季節ごとに体調(内臓)が変わることを初めて知りました。季節ごとの野菜があることも道理に合っているのだととても勉強になりました。スパイス、薬味が身体の働きに有効だということも学びました。 【やくぜんスパイス料理教室を終えての感想】 阪口先生が「薬膳スパイスセミナー」を用意してくださったのと同じタイミングで幼稚園からのママ友に強烈に教室を開くように要請され、これはチャンスを戴いたと思い行動に移す事に決めました。先生のテキストは初めて薬膳に触れる人にわかりやすくでも内容が深くて料理もバランスが良くて満足感いっぱいだと思いました。実際、やってみてテキストの流れに乗って割とスムーズに進行出来、生徒さんにも楽しんで学んでいただけたと思います。3月のイベントで体質診断をたくさんの人にした経験も今回役に立ってると実感しました。生徒さんは長年のママ友ですが、講習の時間は私を先生と呼んで一線を引いて私を先生に仕立ててくれていました。ありがたいです。本気で私から薬膳を学びたい気持ちを感じたので、応えられる様に勉強したいと思います。 教室開くにはたくさんの準備があり限られた時間でするのは大変ですが楽しかったです。【やくぜんスパイスについて】今回改めてやくぜんスパイスを使って、おいしさ、手軽さ、効用の高さ、スパイスと塩のバランスが素晴らしい品だと実感しました!レシピも最高!これからも、ムリなくしぜんにいいカラダ をスローガンに楽しく薬膳を伝えたいと思います。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・こんな風に、日々、薬膳セラピストもがんばっています。漢方キッチンから、薬膳の楽しさを、お伝えして行きますね。阪口毎月薬膳レシピが届くメルマガ『楽膳クラブ通信』は登録無料!簡単で美味しい薬膳を、食卓に取入れてみたい方はご登録ください。登録はこちらから薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン