お弔いのご飯を作りました。

2017.4.18

とても辛い事件が起きて、眠れない数日を過ごしています。

千葉で小学生の女の子リンちゃんが命を絶たれてしまいました。
9年しか生きることができなかった。

怖かっただろうな
さびしかっただろうな
孤独だったろうな
助けてほしかったろうな

自分もふくめて、なにもできなかった。それを思うと、胸をかきむしられるようで・・・・・
私と同じような気持ちを感じてるお母さんたち、きっといると思います。

日曜の朝、早起きをして、りんちゃんためにお弔いのご飯を作ることにしました。
よく晴れた気持ちのいい朝。

私は彼女のことは何も知らないけれど、

まだ、泣いているかもしれない彼女が少しでも喜んでくれるように。
明るい色で、お花がたくさんのレシピを作りました。

ベトナムりんちゃんの陰膳-m



あるカトリックのシスターの本の読んだときに、
「祈るということは、誰かのために、自分の痛みを捧げること」

と書いていらっしゃいました。

「祈り」とは思うことではなく「行動」なのだ。と感じたのでした。

私はリンちゃんのために、痛みを捧げていないけれど、日曜のわずかな時間を捧げて食事を用意するのは、私の祈り。


リンちゃんの魂が安らかに空へ帰ることができますように。



(鶏肉のアジアンハーブグリル・海老のチューニヤンソース・ユリの花とコリアンダーの和え物・トマト卵炒め・ジャスミンライス·味付けうずら卵)





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薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン
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