2018.1.5
今年も楽しく薬膳をお伝えしていきます。
いつもはわが家は年末からお正月は、「キャンピングカーで旅」
これが定番でした。
ところが、中学受験を決めた娘は
年末もお正月も塾に通うことに。
外食もしないから、人一倍食いしん坊の娘は
食べたいものをすべて
「お弁当に入れて」
とリクエストするようになりました。
お正月は元旦から塾へ。
リクエストは
「おせちを入れてくれる?」
2日、今日のお弁当は「薬膳おせち弁当」です。
![img180102-1](http://kanpokitchen.com/wp-content/uploads/img180102-1.jpg)
・オレンジ風味のくりきんとん
・黒豆生姜黒蜜煮
・ナッツとレーズンの田づくり
・エビのやくぜんスパイス焼き
・みかんの皮と八角のチャーシュー
・蓮根チップスサラダ
・あぶり魚のお寿司
キャンピングカーで旅に出れば
旅先の目新しい食材を調べて、
道の駅や市場で手に入れて
現地の食べ方やおいしい食べ方をインタビューしたり。
楽しいんです。
でも、今年は家で
「私たち家族が好きな食材、お気に入りの味」で
おせちを作りました。
![img180102-2](http://kanpokitchen.com/wp-content/uploads/img180102-2.jpg)
「砂糖の強い煮物は好きじゃないから、蓮根はチップスにして蒸した野菜と」
「きんとんは甘すぎると飽きちゃうからオレンジを入れてさっぱりとさせようかな」
なんて、考えながらキッチンに立つのは
とても新鮮でした。
![img180102-3](http://kanpokitchen.com/wp-content/uploads/img180102-3.jpg)
外へ、新しいものへと向かう心の使い方から
内へ、すでにあるものの中に新しさを問う姿勢に
12歳の娘にたっぷり関わるのは「今」しかないし。
こんな風におせちを作るのも「今」だけかもしれない。
だから
「今ここ」でできること
「今ここ」にいる人との関わり
「今ここ」での自分のありよう
大事にしていきたいです。
こうして、ご縁があってこれを読んでくださっているあなたにも
感謝しています!
ありがとうございます。
今年も薬膳を通して、今を大切にすること
一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。
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超簡単、オレンジ風味のきんとんの作り方はこちらです。
薬膳では柑橘は消化促進の働きがあります。芋、くり、なんきん
女性がすきだけど、胃もたれしやすい食材に合わせると
すっきりさせます。
よかったら作ってみてくださいね。
お正月に限らず、子供さんの自然派おやつにも、重宝します!
【オレンジ風味のきんとん】
さつまいも 300g
100%オレンジジュース 250cc
きび砂糖 大さじ2
栗の甘露煮(なければ天津甘栗) 適宜
作り方
1.さつまいもは皮をむいて、5ミリ程度の厚さに切る
2.鍋にさつまいも、オレンジジュース、きび砂糖を加えて、火にかける。
沸騰したら、蓋をして弱火で柔らかくなるまで煮る
3.マッシャーでつぶして、冷ます。
4.盛り付けて、栗の甘露煮をのせる。