【1日1養生#28】かんきつの香りでおいしく みかんの香りの鶏肉西京焼き

2022.7.6

毎日暑いですね。
火を使いたくなくて、さっぱりした冷やし麺やサラダなどばかり食べていませんか?

夏は脾の消化システムが低下しやすい時期。胃腸は温められることを好みます。
夕食には温かいスープなどを1品入れて、温めてあげるだけでも、これから来る夏後半のばて方が違いますよ~

また、中国医学では、夏ばては暑さとそれに伴う発汗で「気」のエネルギーと「陰」の潤い、栄養成分が失われることで起こります。
先日のメールでもお伝えしたとおり、「気」と「陰」を補う食材や漢方は効果的です。

普段の食事でも、気陰を補う食事を取り入れましょう。
「陰」の潤い、栄養成分が豊富なのは、やはり肉や魚介などのアミノ酸の豊富な食材。
でも、暑いとしつこく感じるため、量が減ってしまいがちです。

夏の食事には「かんきつ風味」にすると食べやすくなります。

今回は友人2人と我が家でエネルギーワークの勉強会を開催したので、薬膳定食を準備しました。

 

さっぱり食べられるように鶏肉を「コブミカンの葉」と白みそで漬け込んで、みかんの香りのする鶏肉に。
コブミカンの葉は、グリーンカレーに入っていますね~。
爽やかな柑橘の香りが、食欲をそそります。

 

コブミカンの葉が無くても全然大丈夫。
かんきつを使いましょう。
無農薬のレモンや青ゆずの皮を削いで肉や魚にONしたり、オーブントースターで半割のレモンを火が通るまで焼いて、皮ごと絞って香りを移すなどなど。
柑橘の皮や葉は消化液の分泌を良くして、食欲を増進する働きがあります。
また、皮には脂肪を分解する働きもあります。
さて、私たちの勉強会も食後の眠気に襲われることもなく、みっちりと午後の時間をワークに充てられました。

 

【1日1養生#28 かんきつの香りでおいしく】

今日の薬膳

鶏肉の西京焼き~コブミカンの香り
冬虫夏草と花びら茸、白きくらげのスープ
スパイス枝豆
豆腐の梅醤トマト和え
〆アジとフェンネルのサラダ
豆乳ヨーグルトのギリシャ風サラダ
もっちり五穀のご飯

おいしく食べて、元気にすごそう!