愛媛県・佐田岬の町おこしのお手伝いしてます

2022.12.9

こんにちは、

阪口珠未です。

私がやりたいお仕事のひとつに地方創生があります。

娘が3歳の時に購入したキャンピングカーも今は14年目。

その間に、キャンピングカー雑誌の編集者としてもお仕事をいただき、いろいろなところに行きました。

地方に行くとその地方独特の文化がありますが、特に縦に長い日本は、食材のバリエーションの多さがすごいです。

もちろん地方の幹線道路って、大手のショッピングセンター、ユニクロなどのファストファッションのチェーン、大手のフランチャイズレストランがいっぱい。

でも、キャンプ場に泊って、近くの漁港に行ったり、早朝の道の駅を訪れると、見たこともない食材に出会ったり、知っている食材でも思いがけない食べ方をされていたり。
いつも新鮮な驚きに満ちています。

おもしろいのはその地方の人は、それが当たり前だと思っていて、私が「すごいですね~!」と興奮しても、そのすごさがわからないという顔でキョトンとされている。

だから、そのおもしろさやそこに生まれるギャップの楽しさをうまく伝えられたらいいなと常々思っています。

 

以前から、地方創生の仕事でご一緒している観光プロデューサーから声がかかりました。

「阪口さん、めっちゃおいしい魚とみかん、食べさせるから愛媛で仕事しません?」

ふたつ返事で引き受けて、愛媛県に行ってきました。

伊方町の食の専門家として、関わることになります。

1分半の旅の動画はこちら⇒

ここは四国最西端「佐田岬」という日本一細長い半島があり、手つかずの自然が残っています。

太平洋と瀬戸内海の2つの海がぶつかるため、いろいろな魚の漁場となっていて、おいしい魚がたくさん取れる漁港もあります。

朝始発の飛行機で松山へ飛び、そこから、レンタカーで佐田岬まで。

「佐田岬の食材を2日で全部把握しもらうから。」ということで、漁港、道の駅、生産者さんを回りました。

 

道の駅には、40種類ぐらいのさまざまな種類の「みかんジュース」が並べれられていて、ワインセラーのよう。

今回は、佐田岬の自然を満喫する観光のひとつとして、専門家と現地の人たち、観光課のスタッフさんたちでミーティングが開かれました。

東京からは私の他に居酒屋のチェーンの担当者さんが参加して、東京でフェアを開催する予定などが組まれていきます。

現場の旅館や民宿、レストランの方たちの話を聴きとりするのは本当に楽しい。

「現地の人が当たり前」と思っているところに、「びっくりするような宝物」が転がっていることが多いから。

新鮮な食材を、いちばんおいしい形で食べる。

命が養われる、まさに「養生食」なんですよね~。

どんなお手伝いができるから、楽しみ!

次回は、シラス漁を営む漁師さんの様子をお届けしますね。