阪口珠未と行く地域食文化の旅レポート1

2025.3.5

1月28日~29日に、町おこしで関わらせていただいている新潟村上市にて、阪口珠未同行のグリーンツアーを開催しました。

「漢方薬膳研究家 阪口珠未先生解説.厳冬の日本海・地域の食文化の旅2Days

https://gtssij-travel.com/tours/1537

本来はインバウンドの方向けツアーですが、今回は漢方キッチンの生徒さんに向けた「モニターツアー」

一部、海外の方も参加してくれました。

さて、村上は新潟の北端になり、山形に近い場所に位置します。

新潟へ行かれる方は多くても、村上まで足を延ばす方は少ないかもしれません。

 

地域の食文化を体験するこだわりの食のスポットを体験するのが今回のテーマです。

なかなか他では味わえないツアーとなりました。

 

村上最初のスポットは、1868年創業の「富士見園」さんという茶園と茶葉製造をされている老舗。

新潟県の村上市で採れる村上茶は、秋田の檜山茶と並んで、日本の北限のお茶と言われるところです。

村上茶は雪の下で育つので、糖度やアミノ酸が高く、甘みと旨味が強いのが特徴

また、雪のせいで農薬を使う必要がないのです。

富士見園の6代目の当主飯島剛志さんに、正式な淹れ方でいただく村上茶を体験しました。

今年、村上茶は全国品評会で最優秀賞になったのことで、実際にいただくとふくよかで甘みのある上品なお茶でした。

新聞記事の抜粋はこちら⇒
https://www.sake3.com/murakamicha/96

本当においしかったです!

参加した皆様からは

「あま~い」という感動の声。

特に一煎目は甘さを感じることができました。

「甘露」という感じでしょうか。

 

 

ちなみに最高賞を受賞したお茶は「富士見園」の飯島剛志さんが手がけられたものです。

私も大人買いです😅

古い町家づくりの建物は、上からあかりが採れるようになっており、窓が無くてもとても明るく感じます。

階段箪笥など、調度品も美しく、お茶だけでなく空間を味わえる至福のひととき。

 

当主の飯島さんと。

とっても男前さまです!

5月には茶摘み体験もできるそう。

ぜひ行ってみたいです。