放射線を防ぐ食材「クコの実」

2011.12.16

クコの実の放射線を防ぐ効果についての実験を紹介します。

「枸杞の放射線による損傷を防ぐ作用についての実験」

1.吉林大学公共衛生学院衛生部放射生物学重点実験室
2.吉林大学中日聯誼医院放療科

于雷,王剑锋,刘丽波,鞠桂芝

【方法】
寧夏産のクコを10倍の水に浸して、すりつぶし、ろ過し、10.0 g/Lの溶液を作る。
体重1具gあたり、0.01 mlの換算でネズミに経口投与する。

1日に1回投与後、全身に2.0 Gy放射線の照射を1回行う。
7日間継続して実験を行う。

【結果】
クコの経口投与により、放射線による白血球の減少と、骨髄の小核率(染色体異常を表す)が顕著に低くなる。
骨髓细胞の増殖を活性化させる働きがある。

【考察】
放射線の照射によって、体内に大量のフリーラジカルを産み、脂質の過酸化が進む。
クコは、組織の抗酸化力を高め、放射線によって生まれる組織内のフリーラジカルを除くと考えられる

クコの実

実は、私の薬膳料理教室でも、継続して食べることで、効果を実感している方が、かなりいます。
「肌にうるおいが出た」
「爪がわれにくくなった」
「白内障の進行がとまった」
「生理の周期が整った」
などなど。。。。

クコは、薬膳では「補腎(ほじん)」といわれる薬効があります。体の老化を防ぎ、アンチエイジング効果の高い食材です、
特に目の酸化を防ぎ、白内障などにも効果があります。

漢方といっても、食べ過ぎると副作用があるものがあります。
クコの実は、長期に食べても副作用がほとんどなく、子供から年配の方まで、食べることができるのが、いいところです。
「放射能対策」。。。。って、かまえて考えなくても、「普段の体調管理のために」食べるだけでも、おすすめできる食材です。

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