最後の山菜

2010.6.14

最後に残ったのは、大御所、こしあぶら。
他の山菜と違って、採集に高いリスクが伴います。
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ウドやワラビみたいに地面に生えているんじゃなくて、「こしあぶらの木」に登って、枝を落とし、その先についた新芽を摘むという方法です。
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これが、こうして手に入れた貴重なこしあぶら。売っているものはタラの芽風だけど、山で採ってきたのはもっと若い芽だけなので、柔らかさが違います。
こちらは、定番、てんぷらでいただきました。
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椎茸と新玉ねぎ、奥は鶏の胸肉のてんぷら。北京にいたころ、学校の近くのお店でよくいただいたメニューです。「軟炸鶏塊(ルワンジャージクワイ)」という名前で、名前のとおりとても軟らかくジューシー。その上、さっぱりしています。これには花椒塩が良く合います。
手前が、こしあぶら。
これは、ホントに美味しかった!
こしあぶらっていうだけあって、しっとりしているんだけど、その油は、アロマオイルじゃないかと思うぐらいの香りがします。
山に住んだら、こんな美味しいものがしょっちゅう食べられるのかしらん?
思わず、移住したくなるなぁ。