薬膳でエコノミー症候群を防ぐには?「150ミリのトマトジュース、または6個のトマト」

2016.4.21

熊本地震での被災者の方たちで、車の中で寝起きをされている方のエコノミー症候群の予防に。
「エコノミー症候群」は、長時間同じ姿勢でいると血栓ができ、それが血流に乗って移動し、肺の血管をふさぐ「肺塞栓」を引き起こす症状です。

薬膳では、このような血流障害を防ぐ食材がたくさんあります。
避難所という食料や飲み物も限られた中では、多くの食材はご紹介できないのですが、簡単に取れるものとして、「トマトジュース」をご紹介します。

目安は、「150ミリのトマトジュース、または6個のトマト」だそうです。

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 薬膳でも、血流を改善する食材として使われ、特に加熱したトマトは、汚れた血液を流す働きがあるとされます。
スコットランドのアバディーンにあるRowett Reseach研究所での200名の志願者による実験が行われました。
静脈深度梗塞患者(エコノミー症候群)は国際旅客の12%を占め、イギリスでは毎年この病気で航空機乗客が40人死んでいるといわれます。
実験の結果、トマトジュースによって血液の粘度が70%低下が見られました。トマトの効果は、97%の実験者に現れ、効果は18時間に及びました。
血液の粘度が下がることで血栓が形成されにくくなり、脳卒中と心筋梗塞のリスクが降下します。エコノミー症候群の発症を抑えるのに、効果のある食材といえます。

種のまわりにある、どろっとした黄色い物質の中に有効成分が含まれるそうなので、もっといいのは、丸ごと食べることのようです
トマトに含まれる抗血栓物質フラボノイドは、150mlのトマトジュースか6個の新鮮なトマトの摂取によって足りるそうなので、自動販売機なので、飲み物を選ぶときは、トマトジュースをチョイスしてはいかがでしょうか?

以下のサイトでトマトの抗凝血効果についての論文を参照することができます。
AMERICAN JOURNAL OF CLINICAL NUTRTION






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薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン
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