身近な植物で体を守る3

2011.3.23

今日は、蕗の料理を紹介します。
「フキノトウ」は、春の山菜として有名ですが、蕗も薬効の高い野草のひとつ。
手に入りやすく、空き地などにも自生しています。
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中国では、「蜂頭菜(ほうとうさい)」呼ばれます。
解毒作用が強く、気や血の滞りを取り。浄血作用、むくみをとる働きがあると言われます。
独特の苦みは、胃腸の働きを高め、食欲を増す働きも。
生葉は解毒作用を活かして、切り傷, 虫刺されに。
生の根は、血の滞りを取り去る働きを活かして、打ち身, 捻挫,のど痛みに使われます。
蕗を収穫したら、葉は、細かく刻んで、油で炒め、酒、みりん、醤油で炒め煮にして、佃煮にします。
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茎は、皮を剥いて、斜め切りに。
とうがらし、にんにく、ベーコンと一緒に炒め、お酒をたっぷり目に注いで、塩を加え、蓋をします。
弱火で5分ほど煮て、味を含ませて、完成。
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蕗の苦みは、体の疲労がとれますよ。
お試しください。