ご自愛デザート「蒸篭でつくる黒豆豆花」

2026.1.16

こんにちは。
阪口です。

昨日の「薬膳せいろ蒸し」のお話の中で、
「自愛」は「慈愛」につながる、というお話をしました。

自分をいたわることは、
わがままでも、甘えでもなく、
巡り巡って、周りの人へのやさしさにもつながっていきます。

そんなお話をしたところ、
「簡単にできる“ご自愛デザート”はありませんか?」
というご質問をいただきました。

今日は、まさにそんな時にぴったりの一品をご紹介しますね。

台湾スイーツに「豆花(トウファ)」というものがあります。
豆乳を食用石膏で固めた、つるんとした口当たりのデザートです。

本場では、
ハトムギ、なつめ、皮付きゆでピーナッツなどをのせていただき、
気血をやさしく補い、心と体をゆるめる滋養スイーツとして親しまれています。

ただ、
・食用石膏は手に入りにくい
・にがりで作ると、濃度によってはえぐみが出やすい

という理由から、
私はおいしい絹ごし豆腐を使った、
お手軽で失敗しにくい「豆花風デザート」をおすすめしています。

お正月に買った黒豆が残っている方なら、
とても簡単に作れますよ。

【せいろで作る~黒豆豆花】

1)耐熱の器に
黒豆煮とその煮汁、
メープルシロップ大さじ1、
生姜のすりおろし5gを入れて混ぜる

2)絹ごし豆腐120g(充填豆腐1丁分)を
スプーンですくって加える

3)湯気の上がった蒸し器で
中火6分蒸し、2分蒸らす

4)お好みでトッピングをする

※コツはメープルシロップと生姜をプラス。黒豆の煮汁だけで作るとお惣菜っぽい味に(;^_^A
この2つをプラスするとデザート感が増します。

黒豆豆花の薬膳的な魅力

このデザートは、
「補う」「巡らせる」「温める」がそろった、
とてもバランスの良いご自愛スイーツです。

黒豆
◆腎を補い、生命力の土台を養う
◆血を補い、冷えや疲れやすさのケアに
◆髪・骨・アンチエイジングにも関わる食材

豆腐(大豆)
◆気血を補い、体をやさしく潤す
◆消化に負担が少なく、疲れている時にも安心
◆イソフラボン豊富で女性の体を支える滋養食

生姜
◆体を温め、巡りを良くする
◆胃腸を整え、吸収力を高める

疲れが抜けにくい、 気持ちが落ち込みやすい、 冷えやすい、 頑張りすぎているそんな時に、
「ちゃんと自分をいたわってあげる」ための一品です。

また、
「黒豆煮は砂糖がたくさん入るのが気になる」
という方もいらっしゃると思います。

その場合は、
ラカント(エリスリトール)を使うのも一つの方法。

甘さはそのままに、血糖値が上がりにくく、比較的安全性の高い甘味料とされています。

体質や体調に合わせて、選んでみてください。

忙しい日々の中で、
ほんの数分でも、
「自分のために蒸す時間」をつくること。

それが、心と体を整える大切なご自愛になります。

よかったら、今日のおやつに試してみてください。