北京での生活~徐老師と再会~

2012.8.2

北京に来てから、おばあちゃんやお友達と遊んでいた娘ですが、しばらくすると、中国語がしゃべれないことに、不満を感じてきたようです。
私が不在の間は、3人でおでかけしたり、プールで泳いだりしています。ときどき中国人に話かけられるみたいで、
「中国語、はなしたい」と言い出しました。
私の留学時代の、恩師の徐老師が「人民大学」の対外漢語班(外国人に中国語を教える機関)にいらっしゃったのを思いだし、連絡をとってみました。
(徐老師については、インタビュー記事をご覧くださいね。)
電話で、「徐老師の教え子で、どなたか、中国語を教えに2週間毎日来てくださる方がいませんか?」と訊いたところ、
「ひとり、すごくいい子がいるわ。」とのこと。

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今日は、その方との顔合わせをかねて、先生のおうちで、お食事に招待していただきました。

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私たちの家まで迎えに来くれましたが、彼女の愛車は相当、クーラーの効き方がいいかげん。老師のマンションにつくころには、汗びっしょり。。。

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老師のマンションは郊外の静かなところにあります。

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お部屋にはいると、サンルームが気持ち良いです。観葉植物かと思いきや、とうがらし!
「水をやり忘れても、枯れないの~。これしか家では育たなくて~。」
とても、大らかな方なんです。

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徐老師から娘にプレゼントが。

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「弟子規(ディズグイ)」と呼ばれる、身の処し方をトランプにしたもの。小学校の教材として使われるということでした。
例えば、「事勿忙、忙多錯、勿畏難、勿軽略」
(何かをするのに、忙しく行ってはいけない、間違いが多くなる。また困難を恐れて、委縮したり、軽々しくことにあたってもいけない)
これ、ホントに小学生が理解してたら、すごいけど。。。。
娘は、トランプとして数かぞえて、遊んでました。
「イー・アール・サン・スー・・・・」
ま、そんなもんでしょ。

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娘に中国語を教えてくれる袁老師。修士を卒業して、今、外国人に中国語を教える仕事をしていらっしゃるそうです。穏やかなやさしい方で、安心しました。

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しばらくすると餃子づくりが始まりました。

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粉をこねて、一定の大きさにちぎっていきます。

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老師に中国語で、「面粉(ミエンフェン)」「餃子(ジアオズ)」と口伝えで、教えてもらいながら、皮をのばしていきます。

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なかなか上手。いつのまにか、ちゃんと丸く薄くできるようになりました。

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こんなにたくさんできましたよ~。

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老師とは、お会いするのは久しぶり。積る話に盛り上がっていたら、先生のだんなさんから、声がかかりました。
「菜都涼了~!(料理が冷めちゃうよ~)」

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中国は、共稼ぎが普通なので、だんなさんも料理ができます。特にお客さんを招いたときは、だんなさんが、料理を作ることが多いのです。

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こちらも、すべて、ご主人の手料理。
特においしかったのは、豆腐の皮を細く切って、春雨やキュウリと和えたもの。
豆腐皮は、二人の故郷、長春の名産で、実家から持って帰ってきたそうです。普通のものより、格段に薄くて、デリケートな味でした。
楽しい時間はあっという間。11時に迎えに来てもらったのに、気づいたら、もう7時です。
袁老師は、明後日から、毎日1時間、中国語を教えに来てくれることに決まって、娘の生活にも、リズムが出てきそうです。

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かつてのご縁がつながっていたことに感謝です。
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