【1日1養生#17】ストレスを癒すにはいい香り​

2022.3.5




散歩にでかけると桃の花が咲いていて、春の訪れを感じます。

料理教室でみなさまに薬膳をお伝えする以外に阪口のライフワークとして続けているのがフードビジネスの現場で薬膳を活かす「薬膳コンサルティング」です。

名古屋の宅配食の会社さまで薬膳メニューを提供しています。

今回は、今後配食予定の「気の巡りを整える薬膳メニュー」を自宅で試作しました。
薬膳ではエネルギーをカラダにくまなく流す働きをもっているのは、五臓の肝という臓器。

ストレスや疲労を受け止める臓器ともいわれ、精神的なプレッシャーがかかると肝に負担がかかります

そんなときは、頑張り屋さんの肝のプレッシャー逃がして、緩和してあげる食材を食べましょう。

香りのよい香味野菜や山菜、スパイスやハーブ、みかんやレモンなど柑橘の皮は、肝の大好物。
食べることで、エネルギーの流れを整えます。
冬から春にかけては、いろいろな種類の柑橘ができますが、皮を天日干しにしておくと、スープや煮物、サラダなど使えます。
薬膳的に見ると、「中身」よりも「捨てる皮」の部分に薬効が高いので、ノンワックスのものが手に入ったらぜひ、活用しましょう。

写真は漢方キッチンで販売している「愛媛産みかんフレーク」
香りを残す製法なので、さっとふり入れるといい香りが漂います。


◆バジルたっぷりの三杯鶏
◆豆もやしと豆苗の葱醤油和え
◆イカとセロリとみかんフレークのナムル
◆白菜、タラの芽、豚ひきにく豆腐のスープ

香りいっぱいの食材を使ったご飯は、食後は気分もすっきり。
ストレスを感じたら、テーブルから体を整えてみましょう。

来週も元気でいこうね!

では、また~(@^^)/~~