都立高校で薬膳の出張授業

2023.9.26

こんにちは、阪口です。

今年度も昨年に引き続き、都立赤羽北桜高校で

薬膳を教えることになりました。

 

探究活動アドバイザーという形で、専門家が高校に出向き、

少人数のゼミ形式で教えて行きます。

SDGs、子ども食堂、子供の玩具開発、障がい者の方とのコミュニケーションの方法など

いくつかのゼミがある中で、

薬膳を選択した高校2年生の子たちに

週1回出張授業を行います。

薬膳や中医学については、今や情報は山ほどあるので、

理論を学ぶだけなら、いくらでも学べる時代。

だから

大切なのは誰から学ぶか

「阪口でないと教えられないこと」

「体験しないとわからないこと」

を伝えないと

私が出向く意味がないと思っています。

初回の授業は2時間ほどでしたが

中医学の理屈はそこそこにして

私が薬膳や中医学を仕事に選んでいる意味や

高校生だった自分に教えておきたいことなどを話しました。

後半は手に入りやすい薬膳素材を持ち込んで

ひとりひとりオリジナルの薬膳茶をブレンド


「肌をきれいにしたいから、これ入れよう」

「隠し味に、これをちょっと入れようかな」

と楽しそう。

2時間が終わるころには

「不思議なにおいがする~」と言いながら

それぞれのブレンドを味わっていました。

 

自分で作ったものは

好きになろうとするし

おいしく感じる

そこから、興味を持ってくれるといいな~。

お肌もピチピチ

美味しいもの食べたい

インスタ映え大事

という高校生たちが

薬膳はおもしろいと思えるように

どんな風に伝えるか

私もチャレンジです。