睡眠についての驚きの調査報告&不眠解消レシピ

2025.2.12

こんにちは、阪口です。

最近、眠れていますか?

今年1月、筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構の研究により、睡眠について、ちょっとびっくりするような論文が出されました。

睡眠脳波測定等で睡眠時の脳波や酸素濃度の測定をしたところ、以下3つの大きな重要なトピックがあったそうです。

1)十分睡眠が取れていると感じているという人の「45%に睡眠不足が疑われる」
2)不眠など、睡眠に不調を感じている人の「66%は客観的な睡眠計測で問題がない」
3)自覚的には睡眠の質が悪くないと思っている人の「40%に睡眠時無呼吸の疑いがある」

論文はこちらから⇒
https://www.suimin.co.jp/news/hYiGfQ13

睡眠についての、私たちの自覚と現実には違いがあるのですね。

しかし、やはり「半数近い」人たちの睡眠に問題があるということを、示唆しています。

私も受講生の方や漢方カウンセリングのクライアントでは、眠りに関してのご相談をよくお聞きします。

薬膳では、眠りに関わる臓器は「心」「腎」「肝」がメインです。

ストレス、プレッシャー、ライフスタイルの変化、加齢などで、これらの臓器に負担がかかるとことで不眠や睡眠障害になります。

◆年齢とともに、眠りが浅くなって来る場合は「心」と「腎」の弱りが関係し、

◆ストレスや考え事で眠れないという方は、「心」と「肝」の弱りが関係します
(背後に脾も関係することも)

そんなとき、この3つの臓器を整える食材が「牡蠣」

寧心・安神・補腎・養肝(ねいしん・あんじん・ほじん・ようかん)の働きがある、1種類で3倍働いてくれるえらい食材です。

栄養学的にも、タウリンが豊富で、神経伝達物質のバランスを整え、リラックス効果や精神安定効果をもたらします。

また、マグネシウムやカルシウム、亜鉛などの多様なミネラルが、神経の働きを安定させてくれます。

今回はしめじ、わかめと一緒に蒸し煮にして、包丁なしで作れるひとり鍋を。

包丁無しで作る「牡蠣の蒸し小鍋」

きのこ、海藻は水溶性食物繊維が豊富で、副交感神経を高めることで、体をリラックスさせます。

本日、TBSラジオ「おはよう一直線」5:45頃~「うるおい生活講座」にて「不眠」のお話とレシピも紹介しています。

https://www.tbsradio.jp/articles/92883/

詳しい作り方は、TBSラジオのサイトでご覧くださいね。

また、音声もradicoでお聴きいただけます。

今夜はよい眠りを(^▽^)/