こんにちは、阪口です。
私の鮎飯の作り方をご紹介します。
ちょっとだけ工夫をすると、季節感アップ、薬膳効果アップの1品になります。
鮎めし
【 4人分】
鮎 3尾
米 2合
だし 300cc
酒 大さじ1
みりん 大さじ2/3
うすくち醤油 大さじ1
山椒の実 20粒ぐらい
大葉 10枚
みょうが 2,3個
【作り方】
①米は洗って30分ほど浸水し、ざるにあげる。
②鮎は、軽く塩をまぶしてからこすり、ぬめりを取る。
軽くお腹を押してしごき、腸の中のものを出し、洗う。
③鮎に塩(分量外)を振って、グリルで表面にきれいな焦げ目がつくように両面を焼く。
完全に火が通らなくてもOK
★写真は紹介しているレシピより大目の分量で作成しています。
④炊飯器にだし、酒、みりん、うすくち醤油を入れて混ぜ合わせ、焼いた鮎を入れて炊飯する。
(大人だけが食べるときは、ここで山椒の実を入れて一緒に炊きます。子供さんも食べるときは入れません)
⑤炊飯できたら、身をほぐして、骨を取り、あごの下にある苦玉を取り除き、全体をよく混ぜ合わせる。
(この時、大人の分にだけ、山椒の実を混ぜます)
⑥小口切りのみょうが、大葉を載せる。
ダシは、魚料理は、本来は昆布ダシを使いますが、
鮎は魚独特の生臭さがないので、
私は、かつお出汁をよく使います。
また、関西は、さんしょ(山椒)を多用。
たけのこを煮るのに入れたり、親子丼にもかけたり・・・・
我が家の冷凍庫にも、小分けにしたさんしょの実が常備されています。
山椒は、胃腸の消化を高め、さらにお腹にたまりやすい水分を取る、いわば除湿の効果があります。
湿気の多い、日本の夏は、除湿の食材を使うことで、夏バテを防いでいるんですね~。
「桃や」さんからも山椒のびんづめが出てますので、ぜひ使ってみてくださいね。
もちろん、大葉やミョウガの薬味もお忘れなく。
9月は産卵を控えた『落ち鮎』が出回ります。
これもまた美味。
日本の食はホントに豊かですね。