2011.12.9
「クコの実、どのくらい食べたらいいの?」
という、ご質問がありました。
クコの実って、デザートの飾り程度にしか、使われないことが多いですね。
私の薬膳料理教室では、クコを1日一握りぐらいの量を食べるようにお勧めしています。
大人なら大人の手ひとにぎり
子供なら子供の手ひとにぎり
大人だと20gぐらい、子供だと10gぐらい。
すると、体調がよくなる方がすごく多かったのです。
たとえば、眼の不調。ドライアイ、飛蚊症、近眼、眼のかすみ、充血。
クコをとるようになったら、こんな症状が改善した方がたくさんいました。
白内障が治ったワンちゃんもいました。
それから、体のだるさや、肌のハリなど。
クコは、薬膳でいうと、「補腎(ほじん)」の食材と言われ、生命エネルギーを活性化させ、老化を防ぎます。現代栄養学的に見ても、抗酸化物質が多く、体の酸化を食い止めます。
毎日、少しづつ食べられるレシピを紹介します。
枸杞の甘酢漬け
枸杞 80g
水 100cc
酢 30cc
*このみではちみつを加えてもOK
①鍋に熱湯をわかし、クコをざるに入れてさっと湯通しする
②密閉容器に①を入れて、水と酢を加え、このみではちみつを混ぜる
③しばらく置いておくと、水分をクコが吸って、ふっくらします。
④冷蔵庫で保管。10日ぐらい持ちます。サラダに入れたり、そのまま食べたり。
酢が苦手な人は、りんご酢やバルサミコ酢がおすすめです。
放射能を防ぐレシピとしても、美容レシピとしても使えて、ママも子供も一緒に食べられるのが薬膳のいいところ。