2011.12.9
11月初めに北京薬膳ツアーを開催しました。
そのときに参加していただいたお客様からお手紙をいただきした。
このお客様は70代のご夫婦で、「体力に自信がないけれど」と、おっしゃっての参加でした。
お手紙には、とても楽しめた上、旅行から帰ってきて、体調がよくなったと書かれていました。
北京留学から帰った20代のころは、薬屋で漢方のカウンセリングをしていました。
そのときの私のお客さんは20代から50代ぐらいの方が中心。70代～８０代の方からご相談を受けることはあまり、ありませんでした。
ある方に言われました。
「カウンセリングはうまいけど、得意とする客層が狭いね。人とコミュニケーションをとる方法を一つじゃない。もっといろいろな層のために、アプローチ方法を勉強したほうがいい」
辛口のコメントでした。
それ以来、「自分の守備範囲を広げる」ことを、目標にしてきました。
今回、70代のお客様からのお手紙が、私の中で、とてもありがたいものでした。
20代より、30代、そして、今、と少しづつ自分のできることが広がってきていることを確認させてもらえたからです。
これからも、日々、自分を広げて行きます。そして、それに終わりはありません。
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薬膳料理家 阪口珠未の漢方キッチン
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