2024.6.15
そら豆もそろそろ終わりです。
豌豆、そら豆、インゲン、枝豆
初夏から夏にかけて収穫できる豆は、この時期に体に溜まり、不調の原因となる「湿(しつ)」を取る効果があります。
むくみや体のだるさ、胃腸の不快感、めまいなどなど。
梅雨に感じやすい、これらの不調は、水の毒である「湿」が原因。
旬の緑の豆を食べると、そんな不調にゆるく対策してくれます。
自然ってすごいですよね。
今回は、名残のそら豆と冷凍枝豆、海老でチャーハン。
さらにおいしさの隠し味には、緑茶。
煎茶をミルや乳ばちなどで、すってから加えます。
緑茶は体の熱を取って、湿も除去できる効果もあるので、初夏から夏の薬膳にはよく使われる食材でもあります。
エビのうまみ、豆の甘く爽やかな風味と歯ごたえ。
後味に緑茶の苦味と清涼感。
サラッと食べられる、大人なチャーハンです。
友人から杭州の龍井茶をいただいたので、砕いて加えました。
しばらく中国には行っていないけれど、江南の風を感じて、幸せな気分になれました。
冷凍枝豆で、気軽に週末薬膳ランチをどうぞ(o^―^o)
【我が家のリアル薬膳ごはん】
・夏の豆とエビの龍井茶チャーハン
・香味野菜と蒸し鶏のサラダ
・チンゲンサイときのこ、豆腐スープ
【夏の豆と海老の緑茶チャーハン】
材料
・玄米ご飯(普通の白米でも)
・エビ(背ワタをとり、半分に切る。飾り用はそのまま。)
下味用:酒・塩
・卵
・冷凍枝豆(たっぷり目に入れる)
・緑茶(200~250gぐらいのご飯に3g程
※多すぎると苦くなるので、このくらいがオススメ
・ナタネ油や米油など
・塩・こしょう
【作り方】
1)冷凍枝豆は、解凍しておく。緑茶はすっておく。
2)フライパンに、海老、水大さじ3,酒大さじ1、塩をひとつまみ入れて火にかけ、蓋をして弱火で蒸し煮にして、取り出す。
3)フライパンに油を入れて、割りほぐした卵、玄米ご飯を入れて炒め合わせる。
4)緑茶を加えてまんべんなく混ぜたら、枝豆、海老を加えて、塩、こしょうで味を整える。
5)盛り付けて、飾りの海老を乗せる。